夫が胎盤を食べたいと言い出したら、びっくりしてしまいますよね。
実は、海外では以前から行われている習慣で、日本でも一部の産院で対応可能になっています。
「赤ちゃんを守ってくれた大切なもの」として、出産への参加意識を高めたいと考える夫が増えているんです。
この記事では、胎盤を食べる理由、実際の味や調理法、そして食べた人のリアルな体験談をご紹介します。
賛否両論あるテーマだからこそ、正しい情報を知った上で、夫婦でしっかり話し合うことが大切ですよ。
妊娠中は、何かと不安が多くなりますよね。
妊娠中の不安をまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
胎盤を食べる夫が増えている?その理由とは
「胎盤を食べる」と聞くと、驚く方も多いのではないでしょうか。
でも実は、海外では以前から行われている習慣で、最近では日本でも一部の産院で対応可能になっているんです。
特に、夫が「食べてみたい」と言い出すケースが増えていると言われています。
一体なぜなのでしょうか?
海外では珍しくない「胎盤食」の文化
海外、特にアメリカでは「プラセンタファジー」と呼ばれ、出産後に胎盤を食べる習慣が以前から存在しています。
動物の世界でも、出産直後の動物が自分の胎盤を食べることで、体力回復や感染予防に役立てていると言われています。
人間の場合も、「産後の体力回復」「母乳の出を良くする」「産後うつを予防する」といった効果を期待して、胎盤を摂取する人がいるんです。
日本でも、自宅出産や一部の助産院では、希望すれば胎盤を持ち帰ったり、その場で食べたりすることが可能な場合があります。
夫が食べたい理由1. 赤ちゃんを守ってくれた大切なものだから
夫が胎盤を食べたいと思う理由の一つが、「赤ちゃんを十月十日守ってくれた大切なもの」という感謝の気持ちです。
胎盤は、お腹の中で赤ちゃんに栄養を送り、老廃物を運び出し、まさに命を育んできた器官ですよね。
その大切な役割を終えた胎盤を、感謝の気持ちを込めて摂取したいと考える夫もいるんです。
ある意味、儀式的・精神的な意味合いを持っているとも言えます。
夫が食べたい理由2. 出産への参加意識を高めたい
出産は妻が主役であり、夫はどうしてもサポート役になりがちですよね。
立ち会い出産をしても、「自分は何もできなかった」と感じる夫も少なくありません。
そんな中、「胎盤を食べる」という行為は、夫にとって「出産に関わった」という実感を持つための一つの方法になるのかもしれません。
妻と同じものを食べることで、出産という一大イベントを夫婦で共有したいという気持ちの表れとも言えますね。
夫が食べたい理由3. 栄養価や健康効果への期待
胎盤には、タンパク質、鉄分、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれていると言われています。
美容業界でも「プラセンタ(胎盤エキス)」は人気で、化粧品やサプリメントとして広く使われていますよね。
そのため、「栄養価が高いなら、もったいない」「健康に良いなら食べてみたい」と考える人もいます。
ただし、これらの効果については医学的根拠が不十分な点もあり、後ほど詳しくご説明します。
胎盤の味ってどんな感じ?食べた人の声
「胎盤を食べる」と聞いて、一番気になるのが「どんな味なの?」ということではないでしょうか。
実際に食べた人たちの声をまとめてみました。
「レバ刺しみたいな食感」という声が多い
実際に胎盤を食べた人の中で、最もよく聞かれる表現が「レバ刺しみたいな食感」です。
胎盤は柔らかく、生で食べるとレバーの刺身に似た食感があるそうです。
味自体は、調理法にもよりますが、「醤油とワサビの味しかしなかった」という声もあり、胎盤そのものには強い味はないようです。
レバーが好きな人であれば、比較的抵抗なく食べられるのかもしれませんね。
「モツ好きなら全然いける」「こてっちゃんみたい」
また、「モツが好きな人なら全然いける」という感想もあります。
特にへその緒については、「コリコリしてて癖がない味で、こてっちゃんみたい」という声も。
焼肉でホルモンやモツを好んで食べる人にとっては、馴染みのある食感なのかもしれません。
内臓系の食材が好きな人には、意外と受け入れやすい味のようですね。
「金属的で血液のような味」という表現も
一方で、「金属的で血液のような味がする」という表現もあります。
胎盤には鉄分が豊富に含まれているため、鉄っぽさを感じる人もいるようです。
生で食べる場合は特に、血液の風味を強く感じることがあるとのこと。
この点は、人によって好き嫌いが分かれるポイントかもしれません。
「馬刺に近い」という意見も
「馬刺に近い味」と表現する人もいます。
馬刺も鉄分が多く、独特の風味がありますが、それに似た味わいを感じる人がいるようです。
新鮮な状態で生姜醤油やわさび醤油で食べると、馬刺のような感覚で食べられるとのこと。
生肉に抵抗がない人であれば、比較的食べやすいのかもしれませんね。
調理法によって味は大きく変わる
ここまで様々な感想をご紹介しましたが、共通して言えるのは「調理法によって味が大きく変わる」ということです。
生で食べるのか、加熱するのか、どんな味付けをするのかによって、食べやすさは全く違ってきます。
また、出産直後の新鮮な状態か、冷凍したものを解凍したのかでも、味や食感が変わるそうですよ。
次の章では、具体的な調理法についてご紹介しますね。
胎盤の調理法は?3つの食べ方
胎盤を食べる場合、大きく分けて3つの方法があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
生で刺身風に食べる
最もシンプルな方法が、生のままで食べる方法です。
調理法
- 出産直後の新鮮な胎盤を小さく切り分ける
- 生姜醤油やわさび醤油につけて食べる
- レバーの刺身のような感覚
ポイント
新鮮な状態であることが絶対条件です。
出産後すぐに食べる必要があります。
生で食べる場合は、レバ刺しや馬刺のような感覚で、鉄分の風味を感じることが多いようです。
ただし、生食は感染症のリスクが高いため、衛生管理には十分な注意が必要です。
加熱調理して食べる
加熱調理は、生食よりも安全性が高く、味も調整しやすい方法です。
調理法の例
- レバーの煮付け風: 醤油、みりん、砂糖、生姜で甘辛く煮付ける
- バターガーリック炒め: にんにくとバターで炒めて洋風に
- ニラレバ風: ニラと一緒に炒めて中華風に
- 薪火焼き: シンプルに焼いて塩で食べる
ポイント
胎盤は冷凍保存も可能なので、後日自宅で調理することもできます。
ただし、冷凍すると鮮度が落ちるため、解凍後は必ず加熱調理をしましょう。
下処理は、レバーの下処理方法を参考にすると良いそうです。血抜きをして、薄い膜や不要な部分を取り除きます。
にんにく、生姜、ニラなどの香味野菜と一緒に調理することで、独特の臭みを軽減できます。
カプセル化して飲む
味や臭いが気になる人、衛生面が心配な人には、カプセル化がおすすめです。
カプセル化の流れ
- 出産後、胎盤を専門業者に引き渡す
- 業者が胎盤を乾燥させて粉末化
- カプセルに詰めて提供される
- サプリメントのように飲む
メリット
注意点
日本ではカプセル化に対応している業者や助産院は限られています。
海外、特にアメリカでは一般的なサービスとして広く利用されていますが、日本では事前に対応可能な施設を探す必要があります。
また、カプセル化には費用がかかることも考慮しておきましょう。
実際に胎盤を食べた!体験談を紹介
ここからは、実際に胎盤を食べた人たちのリアルな体験談をご紹介します。
「どんな味だったのか」「なぜ食べたのか」「食べてどうだったのか」が具体的にわかりますよ。
パパの体験談:娘を守ってくれた大切なものとして
まずは、実際にパパが胎盤を食べたという貴重な体験談です。
体験談
「長男の時から噂では聞いていた『胎盤を食べれるらしい』が今回の産院は出来ると聞き、娘を十月十日守ってくれた大切な物なので少しだけいただきました。」
このパパは、赤ちゃんを守ってくれた胎盤への感謝の気持ちから、食べることを決めたそうです。
長男の時から興味はあったものの実現できず、今回やっと叶えられたとのこと。
「大切な物」として捉える姿勢が、とても印象的ですね。
ママの体験談1:レバーの煮付け&バターガーリック炒めで完食
次は、自宅で調理して食べたママの体験談です。
体験談
「解凍後は生ではいけない雰囲気だったので、レバーの煮付け風とバターガーリック炒めに。
モツが好きな人は全然いけると思う!
特にへその緒がコリコリしてて癖がない味で、こてっちゃんみたいで美味しかった!ほとんど完食。」
このママは、出産直後に胎盤を冷凍保存し、後日自宅で解凍して調理したそうです。
レバーの下処理を参考にして血抜きなどを行い、2種類の調理法で楽しんだとのこと。
「母乳が増えるとか、元気が湧いてくるとか期待してたけど、実感としては特にないかも?やっぱりできれば産んだ直後に新鮮な状態で食べるのがベストなんだろうね。」とも語っています。
ママの体験談2:新鮮な胎盤を生姜醤油で
出産直後、その場で新鮮な胎盤を食べたママの体験談です。
体験談
「新鮮な胎盤をその場で小さく切ってもらい、わさび醤油で。
レバ刺しみたいな食感でした。
お醤油とワサビの味しか、しませんでした。
食べた後、お腹は下ることなく穏やかな便通があり、お肌の調子がいいです。
娘は子宮の収縮がすこぶるよく、母乳もよく出てます。」
このママは、助産師さんに出産直後の胎盤をその場で切り分けてもらい、家族みんなで食べたそうです。
1年半前の出産時には「強烈なデトックス」があったそうですが、今回は「快調なだけ」だったとのこと。
娘さんの産後の経過も良好で、「母乳もよく出ている」と効果を実感している様子です。
海外セレブの体験談:カプセル化で摂取
海外、特にアメリカのセレブの間では、胎盤をカプセル化して摂取するのが主流です。
体験談
- 女優ジャニュアリー・ジョーンズ
胎盤をカプセル化して摂取し、「エネルギーレベルの向上」を実感したと報告 - リアリティスターのコートニー・カーダシアン
胎盤カプセルを利用し、「産後の回復が早かった」とコメント - アーティストのコムアイ
生も焼きも食べて「めちゃくちゃ美味しかった」と投稿
カプセル化は味を感じずに摂取できるため、海外セレブの間で特に人気があります。
専門業者が衛生的に処理してくれるため、安心感もあるようですね。
出典: DNA-AM
胎盤を食べるリスクと注意点
胎盤を食べることには、知っておくべきリスクや注意点もあります。
安全に、納得した上で判断するために、しっかり確認しておきましょう。
感染症のリスクがある
胎盤を食べる上で最も注意すべきなのが、感染症のリスクです。
胎盤は血液を多く含む臓器であり、適切に処理されていない場合、以下のような感染症のリスクがあります。
- B型肝炎
- C型肝炎
- HIV
- その他の血液由来の感染症
特に生で食べる場合や、衛生管理が不十分な環境で調理する場合は、リスクが高まります。
アメリカのCDC(疾病予防管理センター)も、胎盤カプセルによる感染症の症例を報告しており、注意を呼びかけています。
もし食べることを検討するなら、必ず医療機関や助産師に相談し、衛生管理を徹底してください。
医学的根拠は不十分
「産後の体力回復」「母乳促進」「産後うつ予防」など、様々な効果が期待されている胎盤食ですが、実は医学的な根拠は不十分です。
プラセンタ(胎盤エキス)には栄養素が含まれているのは事実ですが、「胎盤を食べることで実際に効果があるのか」については、科学的に証明されていません。
体験談の中には「効果を実感した」という声もありますが、それがプラセボ効果なのか、実際の栄養効果なのかは、はっきりしていないのが現状です。
過度な期待はせず、「もし効果があればラッキー」くらいの気持ちで考えた方が良いかもしれません。
日本では法律・倫理的にグレーゾーン
日本では、胎盤は「医療廃棄物」として扱われることが一般的です。
そのため、多くの病院では胎盤を持ち帰ることができません。
一部の助産院や自宅出産では対応可能な場合もありますが、事前に確認が必須です。
また、胎盤を食べること自体は違法ではありませんが、医療機関によっては倫理的な観点から推奨していない場合もあります。
「食べたい」と思っても、産院の方針によっては叶わないこともあるということを、理解しておきましょう。
味や臭いへの抵抗感がある人も
体験談でもご紹介したように、「レバーやモツに近い味」と感じる人が多いです。
でも中には、「独特の臭いと味で続けるのは困難」と感じる人もいます。
内臓系の食材が苦手な人、血液の風味が苦手な人にとっては、かなり抵抗感があるかもしれません。
無理に食べる必要はありませんし、夫が食べたいと言っても、妻が嫌なら無理に同意する必要もありません。
「食べない」という選択も、立派な選択肢の一つです。
賛否両論あることを理解する
胎盤を食べることについては、賛否両論があります。
賛成派の意見
- 「赤ちゃんを守ってくれた大切なものだから」
- 「栄養価が高いならもったいない」
- 「個人の自由、文化の多様性として尊重すべき」
反対派の意見
- 「衛生的に不安、危険」
- 「気持ち悪い、受け入れられない」
- 「医学的根拠がないのにリスクを冒すのはおかしい」
どちらの意見も、それぞれの価値観や考え方に基づいています。
大切なのは、リスクを理解した上で、自分たちで納得して決めることです。
周りの意見に流されず、夫婦でしっかり話し合って決めてくださいね。
病院に事前確認が必須
もし胎盤を食べることを検討するなら、まずは産院に確認しましょう。
- 胎盤を持ち帰ることは可能か
- その場で食べることは可能か
- カプセル化に対応しているか
- 衛生管理はどうなっているか
これらを事前に確認しておくことで、出産当日に慌てることもありません。
また、感染症の検査結果なども確認しておくと、より安心です。
まとめ:胎盤を食べる夫は増えている
「夫が胎盤を食べたいと言い出した」という驚きから、この記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
胎盤を食べる夫が増えている3つの理由
- 赤ちゃんを守ってくれた大切なものへの感謝
- 出産への参加意識を高めたい
- 栄養価や健康効果への期待
味は「レバー」や「モツ」に近く、調理法は生・加熱・カプセルの3種類があります。
ただし、感染症のリスクや医学的根拠の不足など、注意すべき点もあります。
食べるかどうかは個人の自由ですが、リスクをしっかり理解した上で、夫婦で納得して決めることが大切です。
この記事が、あなたの判断の助けになれば嬉しいです。
妊娠中は、何かと不安が多くなりますよね。
妊娠中の不安をまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。


