お子さんが学校から帰ってきて、「友達と上手くいってない」「学校に行きたくない」と言った経験はありませんか?
親として、そういった話を聞くと心配になりますよね。
実は、いじめられやすい子の背景には、親に共通する特徴があることが研究で明らかになっています。
しかし、これは「親が悪い」のではなく、親が気づかずにやっていることが、実は子どもの人生に大きな影響を与えているということです。
もちろん、どんな理由があってもいじめは絶対に許されません。
いじめている側にも、学校にも責任があります。
ただ、この記事では、東北大学の研究やカウンセリング実績から見えた、いじめられやすい子の親に共通する5つの特徴と、親ができる具体的な対策を紹介しますね。
当てはまっても、今からでも対応することは十分可能ですよ。
この記事でわかること
いじめについての悩みをまとめてますので、参考にしてください。
特徴1:子どもの自己主張を抑える親
「いい子にしていなさい」「目立たないようにしなさい」「大人しくしていなさい」
こうした言葉をかけていませんか?
親が無意識に「従順さ」を重視すると、子どもは自分の気持ちや考えを主張する力が育たなくなります。
学校でも家庭でも、親の期待に応えることが「正解」だと学習してしまうのです。
なぜいじめられやすくなるのか
カウンセラーの田中茂樹氏による5,000件以上のカウンセリング実績では、「親の言うことをよく聞く子」ほど、いじめのターゲットになりやすいことが報告されています。
参照:DIAMOND Online
なぜなら、友達から意地悪をされたときに「いやだ」と言えず、いじめが習慣化してしまうからです。
小学校4〜5年生になると、子ども同士の関係が複雑になり、「自分の気持ちを伝える力」が生存戦略になります。
自己主張ができない子は、その場面で無防備になってしまうのです。
親ができる対策
対策A:子どもの話を聞く方法(会話例)
まず大切なのは、親が「聞き手に徹する」ことです。
つい親は「でも」「だけど」と自分の意見を入れてしまいますが、ここはぐっと我慢しましょう。
親が子どもの気持ちをまず受け入れることで、子どもは「自分の気持ちは大事なんだ」と学びますよ。
対策B:子どもが自分の気持ちを言える環境づくり
毎日、決まった時間に「今日、どんなことがあった?」と聞く習慣をつけましょう。
夕食時、入浴時、寝る前など、ルーティン化することで、子どもは安心して話せるようになります。
大切なのは、子どもが話すのを待つことです。
親が「〇〇があった?」と詮索するのではなく、子どもが自発的に話すまで待つ。
これが「子どもの気持ちを尊重する」というメッセージになります。
対策C:「いやだ」と言う練習
子どもが友達との関係で悩んでいるなら、実際に練習してみましょう。
親が友達役になって、「一緒に遊ぼう」「このゲーム、やろう」と誘い、子どもに「いやだ」と言う練習をさせます。
最初は照れくさいかもしれませんが、親子で笑いながらやることで、子どもは「自分の気持ちを言うのは悪くない」と実感できますよ。
対策D:親自身の価値観を整理する
なぜ親は「従順さ」を子どもに求めるのでしょうか?
多くの親は、自分が子どもの頃、同じようにしつけられてきたからです。
「いい子にしていなさい」という親からのメッセージが、自分の中に内面化されているのですね。
時間をかけて、自分に問い直してみてください。
「私は、子どもに何を望んでいるのか?」「本当に必要なのは従順さなのか、それとも自分で考える力なのか?」
この問い直しが、親の行動を変えるきっかけになります。
対策E:実践のコツ(失敗してもいいメッセージ)
親が「子どもの自己主張を受け入れよう」と決めても、最初はうまくいきませんよね。
子どもも親の変化に戸惑うかもしれません。
大切なのは「完璧さ」を手放すことです。
上手くいかないこともあると思うけど、一緒に頑張ろう」と伝えることで、失敗していいんだという安心感が、家庭全体に広がります。
こんな場面で試してみよう
場面1:子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき
悪い対応:
「行きなさい。そんなことで休んじゃダメ」
良い対応:
「そっか。行きたくないんだ。何があったの?」と話を聞き、子どもの気持ちを受け入れた上で、一緒に対策を考える。
場面2:子どもが友達とケンカしたとき
悪い対応:
「仲直りしなさい」と強制する
良い対応:
「どうなっちゃったの?」と話を聞き、子どもが「どうしたいのか」を引き出す。
子ども自身が仲直りしたいと思うのを待つ。
場面3:子どもが新しいことにチャレンジしたいと言ったとき
悪い対応:
「勉強が終わってから」と制限する
良い対応:
「やってみたいんだ。いいね。どうやってやる?」と応援する。
特徴2:対人スキルの発達をサポートしていない親
「勉強しなさい」と学業成績には厳しいのに、友達関係については関心が薄い親たちです。
子どもが帰宅したときに聞くのは「今日、テストはあった?」「宿題は終わった?」ばかり。
友達との関係や学校での人間関係については、ほとんど聞きません。
または、友達関係について聞いても「そっか、良かったね」で終わり。
学業のように深掘りすることはありません。
なぜいじめられやすくなるのか
東北大学の研究では、特に女児の場合、「学業成績が低い」ことでいじめられやすいという結果が出ています。
しかし、その背景には「親が学業成績にだけ目を向けて、友人関係を築く力(社交スキル)の発達をサポートしていない」という可能性があるのです。
参照:東北大学
友達と遊ぶ時間や経験が少ないと:
子どもは親の「学業成績を重視する態度」を感じ取り、友人関係は「二の次」と学習します。
結果として、友達との関係構築に時間を使わず、さらに孤立が深まるのです。
親ができる対策
対策A:友人関係に関心を持つ(聞き方のコツ)
学業について聞くのと同じくらい、友人関係について聞きましょう。
良い質問例
ポイントは「子どもが自発的に話したくなるような質問」をすることです。
「はい・いいえ」で答える質問ではなく、「〇〇について教えて」という開放的な質問を心がけるといいですよ。
対策B:友達との遊ぶ時間を確保する(スケジュール作成法)
友人関係を育むには、実際の遊ぶ時間が必要ですよね。
親が「勉強を優先」する価値観を持っていると、子どもは友達と遊ぶ時間を「罪悪感を感じながら」過ごすことになります。
月曜日は週末の復習、火曜日は習い事…という詰まったスケジュールの中では、子どもに友人関係の時間は生まれません。
親のタスク
- 週のスケジュールを見直す
- 「友達と遊ぶ時間」を学業と同じくらいの優先度で組み込む
- 親の都合で友達との約束をキャンセルさせない
対策C:親も一緒に友達関係の練習をする
子どもが友人関係で不安を感じているなら、親も協力しましょう。
例えば、子どもが「グループの中で、どう話しかけたらいいかわからない」と悩んでいるなら、親が友達役になって、グループの中での立ち回り方を一緒に練習します。
これは親が「友人関係は大事だ」というメッセージを、行動で示すことにもなります。
対策D:学業と友人関係のバランスを見直す
成績が下がることを恐れて、友人関係をないがしろにしていないか、親自身に問い直してみてください。
本当に大切なのは、成績が良いことですか?
それとも、子どもが心身ともに健康で、人間関係を構築できることですか?
研究によれば、友人関係が充実している子どもの方が、学業成績も向上する傾向があります。
親が「友人関係も大事」という価値観を持つことで、子どもの人生全体の質は上がるのです。
対策E:子どもが「一人好き」「内向的」な場合の対応
すべての子どもが「友達と遊ぶタイプ」ではありませんよね。
内向的で、一人の時間を大切にする子どもも多くいます。
その場合、親が無理に「友達と遊びなさい」と強制するのは逆効果です。
大切なのは、子どもが「一人でいることで孤立していないか」「友人関係に不安を感じていないか」を見極めること。
子どもが一人で本を読んだり、好きなことをしたりしているなら、それは健全な状態です。
一方、「友達がいないから行きたくない」と学校を避けているなら、親がサポートする必要があります。
特徴3:子どもの自尊心・自己肯定感を育てていない親
褒める場面が少なく、成績が下がったときやミスをしたときだけ叱る親たちです。
子どもが「良いテストを取った」と報告しても「まあ、そんなもんだ」と軽く流す。
逆に「テストで間違えた」と言うと「どうしてそんなミスをしたの?」と厳しく追及します。
また、子どもの外見についても「背が低いね」「太ってるね」と無意識に否定的なコメントをしてしまいます。
なぜいじめられやすくなるのか
いじめられやすい子の心理的特徴として、「自尊心が低い」「不安が強い」「内向的である」という共通点が見られます。
参照:NIJIN Media
これは親の関わり方と大きく関連しています。
自尊心が低い子は、周囲から「この子ならいじめても大丈夫」というオーラが出てしまいます。
いじめの加害者は、無意識に「弱そうな子」「自信のない子」を選んでしまうのです。
また、親に褒められていない経験が蓄積すると、自分自身に対する信頼感が失われ、いじめを受けたときに親に相談する勇気も持てなくなってしまいますよね。
「親に言ったら、また責められるかもしれない」という恐怖心が、子どもを孤立させます。
親ができる対策
対策A:毎日1つ褒める習慣(何を褒めるか例示)
「毎日褒める」と聞くと、「そんなに褒めることがない」と思う親も多いでしょう。
しかし、褒めるポイントは成績だけではありませんよ。
褒める場面
毎日、どれか1つは見つかるはずです。
それを「〇〇したね。良かったね」と子どもに伝える。
この積み重ねが、子どもの自信につながりますよ。
対策B:失敗を責めない会話例
子どもはミスします。
親のタスクは「なぜミスしたのか責める」のではなく「どうしたら次は上手くいくか考える」ことです。
悪い例
子ども:「テストで間違えちゃった」
親:「どうしてそんなミスをしたの?ちゃんと見直しなさいって言ったでしょ」
良い例:
子ども:「テストで間違えちゃった」
親:「そっか。悔しいね。どうしてそこで間違えたと思う?」
子ども:「見直しをしなかった」
親:「そっか。次はどうする?」
子ども:「見直しをする」
親:「そうだね。その工夫があれば大丈夫。頑張ったね」
親が「失敗から学ぶ」という姿勢にすることで、子どもも失敗を恐れなくなります。
対策C:親自身の完璧さを手放す(親の実体験)
親も日々、ミスをしたり、予定通りにいかなかったりしますよね。
その現実を、親が子どもに見せることが重要です。
「ママは今日、〇〇で失敗しちゃった。でも、また明日頑張ろう」と親が子どもに話すことで、子どもは「大人でも失敗するんだ」「失敗は悪いことじゃないんだ」と学びます。
親が完璧さを手放すことが、子どもに最大のギフトになるのです。
対策D:子どもの強みを見つけるワーク
子どもを褒めるには、その子の「強み」を知る必要があります。
親のワーク:
- 子どもについて「得意なこと」「好きなこと」「うまくいってること」を書き出す
- その強みが、どんな場面で活躍しているか考える
- 子どもに「君は〇〇が得意だね」と伝える
例えば、「整理整頓が得意」「友達の気持ちに気づきやすい」「新しいことに挑戦するのが好き」など、成績以外の強みは必ずあります。
その強みを子ども自身が認識することで、自信が芽生えます。
対策E:褒める言葉のバリエーション(避けるべき褒め方も)
避けるべき褒め方:
いい褒め方:
特徴4:子どもに問題解決の経験をさせない親(過度保護・管理)
友達とのトラブルが少しあると、つい親が学校に連絡したり、親同士で話し合ったりしてしまう親もいます。
または、子どもの友達を親が管理してしまい、「この子とは遊んじゃダメ」と制限することもあります。
子どもが「友達とケンカした」と言うと、親が「すぐに謝りなさい」「その子とは遊ばない」と決めてしまうということですね。
こういった場面で、親は「子どもを守りたい」という気持ちから動いています。
でも、その対応が、実は子どもの問題解決能力を奪ってしまっている場合が多いのです。
なぜいじめられやすくなるのか
子どもは友達関係のトラブルから学びます。
小さなケンカや誤解を自分たちで解決する経験が、対人スキルを鍛えるのです。
しかし、親が常に介入すると、子どもは「問題が起きたら大人に頼る」という依存関係になり、いじめを受けたときに自分で対処する力がないままですよね。
また、過度な管理は「親が自分を信頼していない」というメッセージになり、子どもの自信を奪います。
結果として、「自分は何もできない」「大人に頼らないと何もできない」という無力感が、子どもの心理を蝕みます。
親ができる対策
対策A:友達とのケンカは「見守る」判断基準
まず大切なのは「どの場面で親が出番か」を見極めることです。
親が出番である場面:
- 子どもが殴られている、蹴られている(身体的暴力)
- 子どもが「死ねばいい」など極端なことを言われている
- 子どもが学校に行けなくなるほど心理的に追い詰められている
- いじめが繰り返されている
親が出番でない場面:
- 友達とのケンカ(意見の相違、口論)
- 遊びの中での一時的なトラブル
- 子どもが自分で解決できそうな問題
- 子どもが「親に相談したい」と言うまで待つ
この線引きが難しい親が多いのですが、原則は「子ども同士で解決させる」です。
対策B:親が出番の場面と出番でない場面の線引き
親が判断に迷ったときは、以下を自問してください。
- 子どもの身体や生命に危険があるか?
- 子どもが「親に助けて」と言っているか?
- 学校側が対応を求めているか?
この3つに「はい」ならば、親が動きます。
「いいえ」ならば、親は見守ります。
多くの親は「子どもが不快そう」「友達がいないみたい」という理由で、親が出番だと思い込んでいます。
しかし、その不快感や孤立感を乗り越えることが、子どもの成長なのです。
対策C:「君ならどうする?」と子どもに選択肢を与える方法
子どもが友達関係で悩んでいるとき、親が即座に「こうしなさい」と指示するのではなく、子どもに考えさせましょう。
親の問い
子どもが自分で考え、選択肢を出すプロセスが重要です。
親はその選択肢を聞き、「いい考えだね」と承認する。
この経験の積み重ねが、子どもの問題解決能力を育てますよ。
対策D:失敗から学ぶ経験を邪魔しない
子どもが親の忠告に従わず、失敗することもありますよね。
その失敗が、子どもにとって最良の学習になります。
親が「だから言ったじゃない」と責める代わりに、「そっか。どうだった?」と子どもの経験を聞きましょう。
失敗から学んだ子どもの方が、成功経験よりも強くなります。
親が失敗を許容できるかどうかが、子どもの成長を左右するのです。
対策E:親の不安を手放すメンタルワーク
なぜ親は子どもに過度に介入するのでしょうか?
それは、「子どもが失敗することへの不安」ですよね。
親が子どもに友達関係で失敗させるのが怖い、同じように苦労させたくない、という心理から、親が介入してしまいます。
しかし、その不安は「親のもの」です。
子どもの成長を奪わないために、親が自分の不安と向き合う必要があります。
親のワーク
- 「なぜ、子どもが失敗するのが怖いのか?」を考える
- 「自分が子どもの時、失敗から何を学んだか?」を思い出す
- 「失敗は悪いことではなく、学習の機会だ」と自分に言い聞かせる
親が不安を手放すことが、子どもを信頼することにつながるのです。
特徴5:子どもの個性・違いを受け入れない親
「皆と同じじゃないといけない」という価値観を子どもに押し付ける親がいます。
- 外見について「太ってるね」「髪型が変だ」と言う
- 性格について「内向的なのは欠点だ」と指摘する
- 興味について「そんなことに熱中するな」と否定する
- 学力について「普通くらいが最低限」と期待値を示す
子どもが「これがしたい」「こっちが好き」と主張しても、親の「普通」の範囲内に留めようとします。
なぜいじめられやすくなるのか
親から「ここがダメ」と指摘される経験が積み重なると、子どもは自分自身を否定し始めます。
その否定感は、友達にも伝わり、いじめの対象になりやすくなるのです。
また、親が子どもの違いを認められないと、子ども自身も「自分は間違っている」「自分は劣っている」と思い込み、心理的に脆弱になります。
自分を肯定できない子は、他者からの攻撃に防衛できず、いじめのターゲットになりやすいのです。
親ができる対策
対策A:子どもの個性を言語化する(親のワーク)
まず親が「子どもの個性」を見つめ直す必要があります。
親のワーク
- 子どもについて「性格」「興味」「得意なこと」「苦手なこと」を書き出す
- 「これって、欠点?」と思うことを、別の視点で見る
例えば‥。
- 「静かで目立たない」→「落ち着いていて思慮深い」
- 「友達が少ない」→「人間関係を大事にする」
- 「得意科目に傾く」→「探究心が強い」
同じ子どもの特性でも、視点を変えると「強み」に変わりますよね。
親が子どもの個性を肯定的に言語化することが、第一歩です。
対策B:「皆と同じ」から「君らしい」へシフト
親が子どもに伝えるべき価値観は「皆と同じが正解」ではなく「君らしいが最高」です。
子どもに「君は、こういう子だね。それはいいね」と伝え続けることで、子どもは自分の人生を生きる自信が生まれます。
親の言葉の力は絶大です。
親が「君は君のままでいい」と言ってくれるなら、子どもは自分を信頼できますよ。
対策C:親自身の価値観を問い直す
親は「皆と同じ」という価値観をどこから持ったのでしょうか?
多くの親は、自分が親から「普通でいなさい」と言われてきた経験から、その価値観を持っています。
または、社会的な「正解」を内面化しているかもしれませんね。
親が自分の価値観を問い直すことが、子どもを解放することにつながります。
親のワーク
- 「なぜ、子どもが『普通』であることを望むのか?」
- 「自分が親からされたこと」を思い出す
- 「子どもには、別の道を歩ませたい」という決意
親の価値観の転換が、子どもの人生を変えるのです。
対策D:家庭内で「多様性」を実践する
子どもに「君らしさ」を伝えるなら、親自身が「自分らしく」生きている姿を見せることが重要です。
- 親も「好きなこと」を大事にする
- 親も「得意なこと」に時間を使う
- 親も「失敗」を恐れず挑戦する
家庭内で、親が「多様性」を実践していることが、子どもに最大のメッセージになりますよ。
対策E:子どもが「自分はこれでいい」と思える環境づくり
最終的に、親がすべきことは「子どもが自分を受け入れられる環境」を作ることです。
この環境があれば、子どもは自分を愛することができます。
そして、自分を愛する子どもは、いじめに強いですよ。
いじめられる子の親に共通する特徴のチェックシート
以下のチェックリストで、自分がどの特徴に当てはまるかを確認してみてください。
複数当てはまる場合もあります。
特徴1:子どもの自己主張を抑える親
- □ 「いい子にしていなさい」と子どもに言う
- □ 子どもが親の意見に従うことを良いと思う
- □ 子どもが「いやだ」と言うと、理由を聞かずに叱る
- □ 親の期待に応えることが、子どもの役割だと思う
特徴2:対人スキルの発達をサポートしていない親
- □ 学業成績には厳しいが、友人関係には関心が薄い
- □ 子どもが友達と遊びたいと言うと「勉強を先に」と言う
- □ 友達について、子どもから聞く機会が週1回未満
- □ 習い事や受験勉強で、友達と遊ぶ時間がほとんどない
特徴3:子どもの自尊心・自己肯定感を育てていない親
- □ 褒める機会より、叱る機会の方が多い
- □ 子どもの成績や外見について、否定的なコメントをしている
- □ 「完璧にできて当たり前」という価値観を持っている
- □ 子どもの強みより、弱みに目が行く
特徴4:子どもに問題解決の経験をさせない親(過度保護・管理)
- □ 友達とのケンカがあると、親が学校に連絡する
- □ 「これはダメ」と親が決定し、子どもの選択肢がない
- □ 子どもが失敗することを恐れている
- □ 子どもの友達を親が管理・評価している
特徴5:子どもの個性・違いを受け入れない親
- □ 「皆と同じが正解」という価値観を子どもに示す
- □ 子どもの外見や性格について、改善するよう促す
- □ 「普通でいなさい」と子どもに言う
- □ 子どもの興味や好みについて、親の価値観を押し付ける
親が焦る必要はない
ここまで読んで「自分は全部ダメだ」と落ち込んでいませんか?
大丈夫です。親は完璧である必要はありません。
重要なのは「気づいて、少しずつ変える」ことです。
今日から「毎日1つ褒める」を始めても、完璧にできないかもしれません。
子どもの話を聞く習慣が一晩で身につくわけでもありません。
親も人間です。失敗します。できない日もあります。
その時は「ごめんね。ママ(パパ)も頑張る」と子どもに伝えてください。
親が不完全さを認め、改善しようとする姿勢が、子どもに最大のギフトになりますよ。
まとめ
いじめられやすい子の親に共通する5つの特徴は、すべて「子どもへの信頼や承認の不足」に起因しています。
しかし、これは「親が悪い」のではなく、多くの親が「いい親になろう」として、無意識にやってしまっていることです。
こちらのプロセスを実践すれば、改善は十分できますよ。
- 気づく(この記事を読んだあなたは、すでにここにいます)
- 理解する(なぜ子どもに影響するのか、納得する)
- 実践する(毎日、小さなことから始める)
- 信じる(子どもの変化をゆっくり待つ)
子どもは親の変化に敏感に反応します。
親が「君を信頼している」「君はそのままでいい」というメッセージを、言葉と行動で伝え続けることで、子どもは自分を愛することができるようになります。
そして、自分を愛する子どもは、いじめに強いのです。
完璧さを手放し、親自身も一緒に成長する気持ちで、この対策に取り組んでくださいね。
いじめについての悩みをまとめてますので、参考にしてください。


