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認可外保育園の方が安いは本当?年収別シミュレーションと保育料を安くする方法

保活

「認可外保育園の方が安い」という話を聞いたことはありませんか?

Yahoo!知恵袋やママリを見ると、こんな声がよく見られます。

  • 「認可外なのに月2万円だった!」
  • 「認可より認可外の方が安かった」
  • 「認可保育園は高所得者には厳しい」

でも、本当に認可外の方が安いのでしょうか?

実は、この話には「ある落とし穴」があるんです。

この記事では、

  • 認可外保育園と認可保育園、本当はどっちが安いのか?
  • 年収別の料金シミュレーション
  • 認可外保育園を安くする方法

を、具体的な数字と実際の口コミで分かりやすく解説します。

この記事を読めば、「うちの場合はどっちが安いのか」が一目で分かりますよ。

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「認可外保育園の方が安い」は本当?

結論から言うと、「人によって変わります」

人によって変わるってどういうこと?
じゃあ、私の場合はどうなるの?

具体的には、年収と、どの種類の認可外を選ぶかで変わります。

実は、認可外保育園には2種類あって、年収によってどっちが安いかが変わるんです。

どういうことか、詳しく説明していきますね。

認可外保育園の方が高いケース

まず、多くの人が当てはまる「認可外の方が高い」ケースから説明しますね。

一般的な認可外保育園は月6万円前後

一般的な認可外保育園は、国からの助成がほとんどありません。

そのため、保育料は月6万円前後します。

ただし、施設の種類によって料金には幅があります。

  • 小規模な認可外:月4~6万円
  • ベビーホテル:月8~10万円

平均すると6万円ですが、施設によっては月10万円以上かかるケースもあるので、入園前に必ず料金を確認しましょう。

認可保育園は年収によって変わる

一方、認可保育園の保育料は、世帯の住民税の所得割額で決まります。

つまり、年収が高い世帯ほど保育料が高くなる仕組みです。

例えば、横浜市の1歳児の場合、

  • 年収400万円:月約1万5,000円
  • 年収600万円:月約3万円
  • 年収800万円:月約5万円

このように、年収によって保育料が大きく変わります。

出典:横浜市「保育所等利用者負担額(保育料)」

年収1,000万円未満なら認可の方が安い

つまり、一般的な認可外(月6万円)と認可を比べると、年収1,000万円未満の世帯では認可保育園の方が圧倒的に安いんです。

例えば、年収600万円の場合を見てみましょう。

  • 認可保育園:月約3万円
  • 一般的な認可外:月約6万円
  • 年間差額約36万円

え!?年間で36万円も差がつくの!?

だから、「認可外の方が高い」というのが、ほとんどの世帯の現実なんです。

認可外保育園の方が安いケース

では、どういう場合に「認可外の方が安い」のでしょうか?

実は、2つのパターンがあります。

パターン①:企業主導型保育園を利用する場合

企業主導型保育園は、認可外に分類されますが、国から認可保育園並みの助成を受けています

そのため、保育料が月2万〜4万円と、認可並みに安いんです。

なぜこんなに安いのかというと、国が運営費の約80%を助成しているからです。

認可外に分類されていますが、実質的には認可保育園と同じくらいの補助を受けていますよ。

実際は高いんだけど、国が助成してくれてるおかげで、私たちが払う金額は認可保育園と同じくらいで済むってことね!

相場は月2万〜4万円程度で、年収に関係なく一律料金です。

だから、年収800万円以上の世帯では、企業主導型の方が認可より安くなります

例えば、年収800万円の場合を見てみましょう。

  • 認可保育園:月約5万円
  • 企業主導型:月約3万7,000円
  • 年間差額約16万円(企業主導型の方が安い)

出典:内閣府「企業主導型保育事業ポータル

じゃあ、みんな企業主導型に入ればいいよね!

そう思いますよね。

実際、企業主導型保育園は一般的な認可外に比べて入りやすいんです。

ただし、施設数が少ないため、近くにあるかどうかが重要になってきます。

  • 企業主導型の施設数自体が、認可保育園より圧倒的に少ない
  • 自宅や職場から通える範囲にあるかどうかは「運次第」
  • 誰でも入れる「地域枠」の募集人数は、定員の最大50%まで

枠は空いてても、通えないんじゃ意味ないもんね‥。

なので、まずは自宅近くに企業主導型保育園があるかどうかを確認してみることをおすすめします。

探し方は後述の「企業主導型保育園の地域枠を探す」で解説しているので、必ず確認してくださいね。

パターン②:年収1,200万円以上の高所得世帯

年収1,200万円以上になると、認可保育園の保育料がかなり高くなります

例えば、年収1,200万円の場合、

  • 認可保育園:月約7万5,000円
  • 一般的な認可外:月約6万円
  • 年間差額約18万円(一般認可外の方が安い)

この場合、一般的な認可外でも認可より安くなります。

ただし、月1万5,000円程度の差なので、「料金の安さ」だけで選ぶより、「立地」や「保育内容」で選んだ方がいいかもしれませんね。

金額でいうと「認可外保育園の方が安い」けど、やっぱり「安心できるのは認可保育園」かなぁ。

「認可外の方が安かった」実際の声

では、実際にネット上で見かける「認可外の方が安かった」という声を見てみましょう。

ママリにこんな口コミがありました。

「認可保育園の保育料が6万円でした(札幌市・0歳クラス)。でも、認可外で2万〜3万円のところもあると知って驚きました。認可外って無条件で認可より高いと思っていたので…」

出典:ママリ「認可外保育園が良いかもしれない。認可より安いところもある。デメリットは何か?

この質問に対して、保育士さんからこんな回答がついていました。

  • 「認可外にも企業主導型などいろいろありますからね」
  • 「企業主導型保育園は、内閣府から認可保育園並みの補助を受けています。
    提携企業なら0歳児でも2万円くらいですね」

つまり、この方が見つけた「認可外2万〜3万円」は、企業主導型保育園だったんです。

Yahoo!知恵袋にも、こんな質問がありました。

「認可外保育園の方が保育料が安いということはありますか?地方都市です。
旦那の年収約600万で認可の保育料は4万〜5万でした。
近所の認可外は月極で給食込2万でした。」

出典:Yahoo!知恵袋「認可外保育園の方が保育料が安いということはありますか?

この質問に対して、こんな回答がついていました。

  • 「認可外の方が安いということはあり得ます。(特に世帯年収が高額な場合)」
  • 「うちは認可保育料が7万円でした。
    認可外の方だとうちの自治体は補助が出ますので4万円と圧倒的に安かったです。」

つまり、「認可外の方が安い」という声は、

  • 企業主導型保育園を見つけた
  • 高所得世帯で認可保育料が高かった
  • 自治体の補助金が手厚かった

こういうケースで出ているんですね。

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年収別シミュレーション|企業主導型・一般認可外・認可を比較

ここでは、年収別に3つの保育料を具体的に比較していきます。

「うちの場合はどれが一番安いの?」が一目で分かりますよ。

シミュレーションの前提条件

シミュレーションの条件は以下の通りです。

  • 子どもの年齢:1歳児
  • 自治体:横浜市(政令指定都市の平均的な料金)
  • 認可保育園:横浜市の公式料金表を参照
  • 企業主導型保育園:月3万7,000円(内閣府の標準料金)
  • 一般的な認可外保育園:月6万円(一般的な相場)

出典:横浜市「保育所等利用者負担額(保育料)」、内閣府「企業主導型保育事業ポータル

このシミュレーションは0〜2歳児の場合です。
3歳以上は全国どこでも無償化されています(認可外は月3万7,000円まで無償)。

年収別シミュレーション結果

年収別の結論を表にまとめました。

世帯年収認可保育園企業主導型一般認可外一番安いのは?
400万円約1万5,000円約3万7,000円約6万円✅ 認可
600万円約3万円約3万7,000円約6万円✅ 認可(僅差)
800万円約5万円約3万7,000円約6万円✅ 企業主導型
1,000万円約6万5,000円約3万7,000円約6万円✅ 企業主導型
1,200万円約7万5,000円約3万7,000円約6万円✅ 企業主導型
  • 年収600万円未満:認可保育園が一番安い
  • 年収600万円:認可と企業主導型がほぼ同額
  • 年収800万円以上:企業主導型が圧倒的に安い
  • 一般的な認可外:年収1,200万円以上でないと割高

つまり、「認可外の方が安い」は企業主導型の話であって、一般的な認可外は年収1,000万円未満なら認可より高いんです。

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認可外保育園を安くする方法

認可保育園に落ちて、認可外しか選択肢がない…。
でも、お金がかかるのはきつい。

そんなあなたのために、認可外保育園を少しでも安くする方法を2つ紹介しますね。

①企業主導型保育園の地域枠を探す

まず最初にやるべきことは、企業主導型保育園を探すことです。

企業主導型保育園には、「従業員枠」と「地域枠」の2種類があります。

  • 従業員枠:その企業や提携企業の社員の子どもが優先的に入れる枠
  • 地域枠:地域に住む誰でも申し込める枠(定員の最大50%まで)

つまり、自分の勤め先が提携していなくても、地域枠があれば誰でも入園できる可能性があります。

しかも、定員割れしている施設が多く、一般的な認可外に比べて入りやすいという穴場的な存在なんです。

前の章でも説明しましたが、企業主導型なら認可並みの料金(月2万〜4万円)で利用できますよ。

企業主導型保育園の探し方

内閣府の「企業主導型保育事業ポータルサイト」で検索できます。

検索手順:

  1. トップページの「施設を探す」をクリック
  2. お住まいの都道府県・市区町村を選択
  3. 「地域枠あり」にチェックを入れる
  4. 検索結果から、自宅や職場に近い施設を確認
  5. 気になる施設に直接連絡して、空き状況を確認

勤務先の提携もチェック

あなたの勤務先が企業主導型保育園と提携していないか、会社の人事部や総務部に確認してみてください。

提携している場合、従業員枠で優先的に入れることがあります。

会社が提携していなくても、新たに共同利用契約を結んでもらえる可能性もあるので、相談してみる価値はありますよ。

地域枠の競争率

地域枠は定員の最大50%までなので、認可保育園ほど競争率は高くありません。

ただし、人気のある施設はすぐに埋まってしまうので、早めに問い合わせることをおすすめします。

こちらの記事でも、企業主導型について詳しく説明しています。

②自治体の認可外保育園補助金を申請する

多くの自治体では、認可外保育園を利用する家庭に補助金を出しています。

補助金の相場

自治体によって金額は異なりますが、主要都市の例を挙げます。

  • 東京都(世田谷区など):月3万〜8万円
  • 大阪市:月2万〜4万円
  • 横浜市:月3万〜5万円
  • 名古屋市:月2万〜3万円

月2万〜5万円程度の補助が出るところが多いですね。

補助金を受けるための条件

多くの自治体で共通している条件は以下の通りです。

  • 認可保育園に申し込んで不承諾通知を受けた
  • フルタイムで働いている(週4日以上、1日6時間以上など)
  • 自治体が指定する認可外保育園を利用している
  • 保育の必要性の認定を受けている

自治体によって条件が異なるので、必ずお住まいの自治体のホームページで確認してくださいね。

申請方法と流れ

  1. 自治体のホームページで「認可外保育園 補助金」「認可外保育施設 保育料助成」などで検索
  2. 必要書類を準備する
    • 認可保育園の不承諾通知書
    • 就労証明書
    • 保育料の領収書(月ごと)
    • 認可外保育施設の在園証明書
    • 印鑑
    • 振込先口座情報
  3. 自治体の窓口に提出(郵送可の場合も)
  4. 審査(通常1〜2ヶ月)
  5. 補助金が振り込まれる(後払い)

重要な注意点

補助金は後払いです。

最初の数ヶ月は全額自己負担になるので、その間の資金繰りを考えておく必要があります。

例えば、月6万円の保育料で月3万円の補助が出る場合、

  • 4月〜6月:月6万円を全額支払う(合計18万円)
  • 7月:4〜6月分の補助金9万円が振り込まれる
  • 以降も2〜3ヶ月遅れで振り込まれる

という流れになります。

じゃあ、まとまったお金を用意しとかないとダメだね。

申請は毎月または四半期ごとに行う自治体が多いので、忘れずに申請しましょう。

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3歳以上の場合は認可外保育園と認可保育園、どっちが安い?

結論から言うと、3歳以上なら年収に関係なく認可保育園か企業主導型保育園が安いです。

3歳以上の場合、幼保無償化が適用されるからです。

幼保無償化の内容

  • 認可保育園:保育料が全額無料
  • 認可外保育園:月3万7,000円まで無料

出典:こども家庭庁「幼児教育・保育の無償化概要

具体的に比較しながら見てみましょう。

認可保育園の場合

  • 保育料:全額無料(年収に関係なく)
  • 給食費(副食費):月4,500円程度
  • 実質負担月4,500円程度

企業主導型保育園(3歳児)の場合

  • 保育料:月2万6,600円
  • 無償化で補助:月3万7,000円まで
  • 給食費(副食費):月4,500円
  • 実質負担月4,500円

出典:内閣府「企業主導型保育事業における幼児教育・保育の無償化について

一般的な認可外保育園の場合

  • 保育料:月6万円(給食費含む)
  • 無償化で補助:月3万7,000円まで
  • 実質負担月2万3,000円

わかりやすく、表にして比較してみました。

施設の種類保育料無償化補助給食費(副食費)実質負担
認可保育園0円月4,500円程度月4,500円程度
企業主導型2万6,600円3万7,000円月4,500円月4,500円
一般認可外6万円3万7,000円含まれる月2万3,000円

3歳以上なら、認可保育園か企業主導型保育園がほぼ同じ負担ということですね。

しかも、認可保育園は年収に関係なく保育料が無償化されます。

つまり、0~2歳児の時は高所得者にとって企業主導型の方が安かったのに、3歳以上になると状況が逆転するんです。

一般的な認可外保育園だと、月2万3,000円の自己負担が発生するので、認可や企業主導型と比べて年間で約22万円の差が出ます。

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まとめ:「認可外の方が安い」は条件次第

この記事でお伝えしたことをまとめますね。

この記事のポイント

  • 「認可外の方が安い」は人による
  • 認可外には「企業主導型(月2~4万円)」と「一般認可外(月6万円)」の2種類がある
  • 年収800万円未満なら、認可保育園が最安
  • 年収800万円以上なら、企業主導型が最安
  • 一般認可外は、年収1,200万円以上でようやく認可と同じくらい
  • 3歳以上は、年収に関わらず認可と企業主導型が安い

認可に落ちてしまったら?

まずは、企業主導型保育園の地域枠を探してみましょう。

内閣府の「企業主導型保育事業ポータル」で、自宅や職場の近くに地域枠がある施設を検索できます。

企業主導型が見つからない場合は、自治体の認可外保育園補助金を申請するのも手ですよ。

東京都なら月最大8万円、大阪市なら月最大4万円など、自治体によって補助が出るケースがあります。

また、認可外に通いながら「保育実績」を貯めて、認可への転園を狙うのもおすすめです。

「認可外の方が安い」という情報を鵜呑みにせず、自分の年収と近くにある施設の種類を確認してから、最適な保育園を選んでくださいね。