認可保育園に落ちて、認可外保育園を検討しているけれど、「認可されない」って聞くとどうしても不安になりますよね。

認可されないってことは、危険ってことだよね?
やっぱり、質が低いのかな?
そんな風に思っていませんか?
実は、認可外保育園が「認可されない」のには、ちゃんとした理由があります。
中には、「あえて認可を取らない」という選択をしている優良園もあるんです。
この記事では、認可外保育園が「なぜ認可されないのか」という疑問に答えながら、あえて認可外を選ぶメリットも詳しく解説しますね。
この記事で分かること:
認可外保育園への不安を解消して、安心して保育園選びができるようにお手伝いします。
認可外保育園が「認可されない」3つの理由

認可外保育園が「認可されない」のは、大きく分けて3つの理由があります。
「認可されない=危険」というわけではなく、それぞれの園が置かれている状況や、運営方針によって「認可を取らない」「認可を取れない」という事情があるんです。
ここでは、その理由を詳しく解説していきますね。
理由①認可基準を満たせない(物理的な理由)
認可保育園になるには、国が定めた厳しい基準をクリアする必要があります。
でも、特に都心部の保育園では、この基準を満たすのが物理的に難しいケースが多いんです。
園庭・施設面積が足りない
認可保育園になるには、子ども一人あたりの面積基準が決まっています。
- 乳児室(0歳児):1人あたり1.65㎡以上
- ほふく室(0~1歳児):1人あたり3.3㎡以上
- 保育室(2歳以上):1人あたり1.98㎡以上
- 屋外遊戯場(園庭):1人あたり3.3㎡以上
出典:こども家庭庁「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」
都心部では土地が狭く、特に「園庭3.3㎡/人」という基準を満たせない園が多いんです。

確かに、駅前のビルの一室で運営している認可外保育園は、園庭を確保できないため、認可を取ることができないよね。
仕方ない理由があったんだ。
保育士の人数が確保できない
認可保育園は、全保育士の2/3以上が有資格者でなければなりません。
また、保育士の配置基準も厳しく決まっています。
- 0歳児:子ども3人に対して保育士1人
- 1~2歳児:子ども6人に対して保育士1人
- 3歳児:子ども20人に対して保育士1人
- 4~5歳児:子ども30人に対して保育士1人
出典:こども家庭庁「保育政策関係資料集」
でも、今は全国的に保育士不足が深刻です。
そのため、有資格者を2/3以上確保できず、認可基準を満たせない園も多いんです。
自園調理設備がない
認可保育園は、原則として「自園調理」(園内で給食を作ること)が義務付けられています。
そのため、調理室や調理員を配置する必要がありますよね。
出典:こども家庭庁「児童福祉施設最低基準の条例委任について」
一方、認可外保育園は外部委託(お弁当の配達など)でもOKなので、調理室がなくても運営できます。
狭い施設では調理室を設置するスペースがないため、認可を取れないケースもあるんです。
理由②認可を取るコストが高い(経済的な理由)

じゃあ、認可基準を満たせばいいじゃない!
そしたら、認可保育園になれるんでしょ?
そう思うかもしれませんが、実は認可を取るには莫大なコストがかかるんです。
「認可を取りたいけれど、経済的な理由で取れない」という園も少なくありません。
施設改修費用がかかる
認可基準を満たすために、施設を改修しようとすると、こんな費用がかかります。
- 園庭の拡張(近隣の土地を購入または賃貸)
- 調理室の新設(設備工事、換気設備など)
- 保育室の面積拡張(壁の撤去、増築など)
これらの改修には、数百万円から数千万円の費用がかかることも珍しくありません。
特に都心部では土地代が高く、園庭を確保するだけでも莫大なコストになります。
小規模な園では、こうした費用を工面するのは簡単ではありませんよね。
保育士の増員コストがかかる
認可基準を満たすには、有資格者を2/3以上に増やす必要があります。
でも、保育士の採用には、こんなコストがかかります。
- 求人広告費
- 人件費の増加(有資格者は給与が高い)
- 研修費用
今は全国的に保育士不足が深刻で、有資格者を確保するのは本当に大変です。
給与を高く設定しないと採用できないため、経営的に認可を取るのが難しい園もあるんです。

保育士さんの給与が低いことが問題になってるもんね。
だから、なりたい人も減ってきたのかな‥。
認可手続きの費用と時間がかかる
認可を取るには、行政との調整や申請書類の準備に時間がかかります。
- 申請書類の準備(建築図面、運営計画書など)
- 行政との事前協議(複数回)
- 審査期間(数ヶ月~1年以上)
この間も、園の運営は続けなければならないため、スタッフの負担も大きくなりますよね。
しかも、申請が通らなかった場合、これまでの費用と時間が無駄になってしまうリスクもあります。
こうした理由から、「認可を取りたいけれど、現実的に難しい」という園も多いんですね。
理由③あえて認可を取らない(戦略的な理由)
ここまでは「認可を取れない」理由でしたが、実は「あえて認可を取らない」という選択をしている優良園もあります。

え?わざと認可を取らないの?
なにゆえ!?
そう思いますよね。
認可外だからこそできる保育を提供するために、戦略的に認可を取らない園もあるんです。
具体的には、このような理由です。
こうした「認可外ならではのメリット」を提供するために、あえて認可を取らない園もありますよ。
「認可外ならではのメリット」は、次の章で詳しく解説しますね。

理由は分かったけど、なんか「認可外は危ない」ってイメージがあるんだよね。
実際に、「基準を満たせてないから認可が取れてない」園もあるってことでしょ?
実は、認可外保育園にも種類があり、安全性が全く違います。
「企業主導型保育園」や「認証保育所」など、認可並みの基準を満たしている認可外保育園もたくさんあるんです。
安全な認可外保育園の見分け方を詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。
あえて認可外を選ぶ5つのメリット


認可外保育園が認可されない理由は分かったけど、じゃあ認可外を選ぶメリットってあるの?
そう思いますよね。
実は、認可外保育園には、認可にはない独自のメリットがたくさんあるんです。
ここでは、あえて認可外を選ぶ5つのメリットを詳しく解説しますね。
メリット①直接申込で入園しやすい
認可保育園に入るには、自治体の選考(点数制)を通過しなければなりません。
4月入園の申込をして、結果を待って、落ちたら二次募集に申し込んで…
この繰り返しで、何ヶ月も待たされることもありますよね。
でも、認可外保育園は違います。
認可外保育園なら、直接園に申し込めます。
そのため、このようなメリットがあります。
実際に認可外に預けている保護者の声
「今すぐ保育園に入れたい」
「引っ越してきたばかりで、すぐに預け先が必要」
「4月入園に間に合わなかった」
そんな時、認可外保育園は本当に頼りになります。
とくに、認可保育園の倍率が5~10倍と高い都市部では、認可外保育園の「直接申込」の利便性は大きなメリットですよね。
メリット②延長保育・夜間保育など柔軟な対応
「18時半のお迎えに間に合わない…」
「夜勤があるから、夜間も預かってほしい」
「土日も仕事だから、休日保育をしてほしい」
そんな悩み、ありませんか?
認可保育園は、開所時間が11時間(7:30~18:30など)と決まっています。
延長保育はありますが、別途料金がかかりますし、時間にも限りがありますよね。
でも、認可外保育園なら、こんな柔軟な対応ができるんです。
実際に認可外に預けている保護者の声

看護師さんや、接客業、夜勤がある職種の保護者にとって、こうした柔軟性は本当に助かる!
「保育園の開所時間に合わせて仕事を調整する」のではなく、「自分の働き方に合わせて保育園を選べる」というのは、大きなメリットですよね。
メリット③独自の教育カリキュラム
「うちの子には、小さいうちから英語に触れさせたい」
「モンテッソーリ教育を受けさせたい」
「音楽やアートに力を入れている園に通わせたい」
そんな希望、ありませんか?
認可保育園は、国が定めた「保育所保育指針」に沿って保育をする必要があります。
つまり、保育内容にある程度の制限がかかるんです。
でも、認可外保育園は、独自のカリキュラムを自由に設定できます。
例えば:
- 英語教育特化(ネイティブ講師が常駐、日常的に英語で過ごす)
- モンテッソーリ教育(子ども主体の学び、自由な活動時間)
- 音楽・アート特化(ピアノ、絵画、ダンスなど専門的な指導)
- 知育特化(IQや創造力を伸ばすプログラム)
- スポーツ特化(体操、サッカー、スイミングなど)
認可外保育園には、こうした特色ある保育を提供している園が多いんです。
実際に認可外に預けている保護者の声

認可保育園ではできないようなことを教えてくれるんだ!
これだけ聞いたら、認可外保育園の方がいいような気がしてくるね。
「ただ預かってもらうだけじゃなく、教育面も充実させたい」
そんな保護者にとって、認可外保育園は魅力的な選択肢ですよね。
メリット④少人数制でアットホーム
「大規模な保育園だと、うちの子は埋もれてしまわないか心配…」
そんな不安、ありませんか?
認可保育園は、定員60~120人の大規模な園が多いです。
一方、認可外保育園は、定員10~30人の小規模な園が多いんです。
少人数制だと、こんなメリットがあります。
実際に認可外に預けている保護者の声

少人数制の方が、お友達との絆も強くなりそうだよね!
保護者同士も仲良くなりやすいんじゃないかな!
「うちの子は人見知りが激しいから、小規模な園の方が安心」
「保育士さんと密にコミュニケーションを取りたい」
そんな方には、少人数制の認可外保育園が向いているかもしれませんね。
メリット⑤働いていなくても入園可能
「育休中だけど、上の子を保育園に預けたい」
「求職中だけど、保育園に預けて就職活動をしたい」
認可保育園に入るには、「保育の必要性」(就労証明必須)が求められます。
つまり、働いていないと入園できないんです。
でも、認可外保育園は、就労証明がなくても入園できます。
実際に認可外に預けている保護者の声
「育休中だけど、上の子が保育園に慣れておいてほしい」
「求職中だけど、子どもを預けないと就職活動ができない」
そんな時、認可外保育園は本当に助かりますよね。
認可外保育園には、認可にはないこうしたメリットがたくさんあります。

でも、認可外の保育料って高いんじゃないの?
と心配になりますよね。
実は、認可外でも保育料の補助が受けられることがあるんです。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
まとめ:認可外保育園の認可されない理由を知って最適な選択を

認可外保育園が「認可されない」のには、3つの理由がありました。
「認可されない=危険」「認可されない=質が低い」は誤解です。
企業主導型保育園や認証保育所など、認可並みの基準を満たしている認可外保育園もたくさんあります。
また、認可外には5つのメリットがあります。
認可か認可外かではなく、「あなたとお子さんにとって、どの保育園が最適か」を考えて選んでくださいね。
安全な認可外保育園の見分け方を知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。



