
うちの子の名前、キラキラネームかも…いじめられないか心配。
親がキラキラネームをつけるのって、やっぱりおかしいの?
そんな不安や疑問を抱えていませんか?
結論から言うと、キラキラネームの子どもの約20%(5人に1人)がいじめられた経験があると答えています。
この記事では、キラキラネームといじめの実態、親が批判される理由、そしていじめられたときの対処法を、データや実例をもとに詳しく解説します。
少しでも不安が軽くなり、前向きに考えられるヒントが見つかりますように。
キラキラネームはいじめられる?データで見る現実
キラキラネームの子どもがいじめられるかどうか、気になりますよね。
実際のアンケート調査を見てみましょう。
【子どもへのアンケート結果】
- いじめられた経験がある:20.7%(約5人に1人)
- いじめられていない:64.5%
- わからない:14.8%
つまり、5人に1人以上がキラキラネームが理由でいじめを受けているという現実があります。
【親へのアンケート結果】
- 子どもがいじめられている:14.2%
- いじめられていない:70.3%
- わからない:15.5%
興味深いのは、子どもと親の認識にズレがあるという点です。
子どもは「20.7%がいじめられている」と答えているのに対し、親は「14.2%しかいじめられていない」と認識しています。
これは、子どもが親に言えないいじめもあるということを示しています。
参考文献:大阪エベレスト「キラキラネームが理由でいじめられる割合は?」
もちろん、いじめの原因は名前だけではありません。
でも、「読めない名前」「変わった名前」は、いじめのきっかけになりやすいのも事実です。
次の章では、なぜキラキラネームがいじめにつながるのか、5つの理由を詳しく見ていきましょう。
キラキラネームでいじめられる5つの理由
実際にいじめを経験した子どもたちの声や、周囲の反応から見えてきた5つの理由を解説します。
「うちの子も同じかも…」と思ったら、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
読めない・覚えられないから
キラキラネームの中には、漢字を見ただけでは読めない名前が多くあります。
例えば、「心愛(ここあ)」「希空(のあ)」「本気(まじ)」など。
小学校の出席確認で先生が読み間違えたり、「え?何て読むの?」とクラスメイトに聞かれたりするたびに、本人は恥ずかしい思いをします。
自己紹介のたびに「〇〇って読みます」と説明しなければならず、それが面倒でストレスになることもあります。
そして、「読めない名前」はからかいの対象になりやすいのです。
「変わった名前」として目立つから
子どもの世界では、「みんなと違う」ことが、いじめのきっかけになることがあります。
キラキラネームは目立ちます。
「普通じゃない」「変わってる」という理由で、注目を集めてしまうのです。
本人が目立ちたくないタイプの場合、名前のせいで嫌でも目立ってしまい、それが苦痛になることもあります。
親の常識を疑われるから
残念ながら、キラキラネームをつける親に対して、「常識がない」「頭が悪そう」という偏見を持つ人がいるのも現実です。
そして、「親がおかしい」→「子どももおかしいのでは?」という連想が働いてしまうことがあります。
子どもは何も悪くないのに、親の名付けのせいで偏見の目で見られてしまう。
これは本当につらいことですよね。
名前の意味や由来が恥ずかしいから
キラキラネームの中には、アニメキャラクター、ブランド名、芸能人の名前などが由来のものがあります。
例えば、「光宙(ぴかちゅう)」「黄熊(ぷう)」「詩羽楊(じばにゃん)」など。
クラスメイトに「なんでその名前なの?」と聞かれたとき、「ポケモンが由来だから」とは言いづらいですよね。
名前の由来を聞かれるたびに、恥ずかしい思いをする子どももいます。
将来への影響を心配されるから
「キラキラネームだと就職活動で不利になる」という噂を聞いたことはありませんか?
実際、一部の採用担当者は「キラキラネームの学生の採用をためらう」と答えています。
参考文献:キャリアチケット「キラキラネームが就職で不利って本当?」
周囲の大人が「この名前で大丈夫?」「将来困るよ」と心配する声を聞くたびに、子ども本人も「自分の名前はダメなんだ…」とプレッシャーを感じてしまうんです。
「親がやばい」と言われる5つの理由
「キラキラネームをつける親ってどうなの?」という批判的な声を聞いたことはありませんか?
なぜ親が批判されてしまうのか、その理由を5つご紹介します。
親を責めるためではなく、「世間がどう見ているか」を知ることで、今後の対応を考えるヒントになれば幸いです。
子どもの将来を考えていないように見える
名前は一生使うものですよね。
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、就職活動、結婚、老後…すべての場面で使い続ける名前。
それなのに、「その場のノリ」や「ブーム」で決めているように見えるキラキラネームは、「子どもの将来を考えていない」と批判されてしまいます。
「親のエゴ」「自己満足」という厳しい声もあります。
常識・教養がないと思われる
キラキラネームの中には、漢字の意味や読み方を無視したものがあります。
例えば、「本気(まじ)」「愛羅(てぃあら)」など。
こうした名前を見ると、「漢字の意味を理解していないのでは?」「教養がないのでは?」と思われてしまうことがあります。
また、「頭が悪そう」「勉強してこなかったのでは」という偏見を持たれることもあります。
子どもの気持ちを想像できていない
「この名前で学校生活を送ったら、どう思うだろう?」 「就職活動で履歴書に書いたら、どう見られるだろう?」
そういった子どもの気持ちを想像できていないように見えるのが、「親がやばい」と言われる大きな理由です。
いじめや就職への影響を考えずに、「可愛いから」「個性的だから」という理由だけで名付けてしまう。
そこに、「子どもの気持ちを考えていない」という印象を持たれてしまうのです。
SNSや周囲の反応に鈍感
現在、キラキラネームに対する批判的な意見は、SNSやニュースで頻繁に取り上げられています。
「キラキラネームは子どもがかわいそう」「いじめの原因になる」といった声が多いのも事実です。
それなのに、そうした周囲の反応を知らない、または無視しているように見える親もいます。
「個性的で素敵でしょ?」と本気で思っている場合、世間とのズレが生じてしまいます。
後悔している親も多い
実は、キラキラネームをつけた親の中には、後悔している人も多いのです。
「名前を呼ぶと、周りの人が顔を二度見する…」 「幼稚園や小学校で、他の子の名前を見て初めて『うちの子、浮いてる?』と気づいた」
そして、二人目以降は『普通の名前』にするケースも少なくありません。
キラキラネームでいじめられたときの5つの対処法
もし子どもがキラキラネームが原因でいじめられてしまったら、どうすればいいのでしょうか?
ここでは、今日からできる具体的な対処法を5つご紹介します。
一人で抱え込まず、できることから試してみてくださいね。
まずは先生・学校に相談する
いじめは、名前が理由でも許されません。
もし子どもがキラキラネームが原因でいじめられているなら、まずは先生や学校に相談しましょう。
学校側には、いじめを防止する責任があります。
担任の先生、学年主任、スクールカウンセラーなど、信頼できる人に状況を伝えてください。
親子で名前の由来・意味を共有する
「なぜこの名前にしたのか」を、子どもにしっかり伝えることも大切です。
愛情を込めてつけた名前であること、どんな願いを込めたのか。
それを子どもが理解できれば、自分の名前に自信を持てることもあります。
「お父さんとお母さんが、あなたのことを考えて一生懸命選んだ名前なんだよ」
そう伝えるだけでも、子どもの気持ちは少し楽になるかもしれません。
通称・ニックネームを使う
学校では、読みやすいニックネームを使うのも一つの方法です。
例えば、「心愛(ここあ)」なら「こっちゃん」、「希空(のあ)」なら「のんちゃん」など。
周囲に覚えてもらいやすく、いじめのきっかけを減らすことができます。
本名はそのままでも、日常生活では呼びやすいニックネームを使うことで、子どもの負担を軽くできる場合があります。
改名を検討する
15歳以上なら、親の同意なしで改名申請が可能です。
「いじめで精神的苦痛を受けている」という理由は、家庭裁判所で正当な理由として認められることがあります。
実際に、2019年には「王子様」という名前の18歳の男性が、「肇(はじめ)」に改名しました。
また、「天雅(てんが)」という名前の高校生も、いじめを理由に改名を希望しています。
参照元:東洋経済オンライン
改名の手続きは、家庭裁判所に申立書を提出します。
費用は数千円程度で、手続き自体はそれほど難しくありません。
自分の名前を好きになる努力をする
名前は変えられないかもしれませんが、自分の受け止め方は変えられます。
同じ名前の有名人を探してみたり、名前のポジティブな意味を見つけたり。
「この名前、ちょっと変わってるけど、自分らしくて好きかも」
そう思えるようになれば、いじめに負けない強さが生まれます。
もちろん、簡単なことではありません。
でも、少しずつでも、自分の名前を好きになる努力をすることで、心が軽くなることもありますよ。
実際に存在するキラキラネーム一覧(カテゴリ別)
ここでは、実際に存在するキラキラネームを、カテゴリ別にご紹介します。
「こんな名前、本当にあるの?」と驚くかもしれませんが、すべて実在する名前です。
アニメ・キャラクター由来
- 光宙(ぴかちゅう)
- 黄熊(ぷう)
- 詩羽楊(じばにゃん)
- 夢宇眠(むーみん)
- 今鹿(なうしか)
- 雛苺(ひないちご)
アニメやゲームのキャラクター名をそのまま使った例です。
外国語・ブランド由来
- 愛羅(てぃあら)
- 姫星(きてぃ)
- 星知(せしる)
- 詩具真(しぐま)
- 紗寧瑠(しゃねる)
ブランド名や外国語の響きを漢字に当てはめた例です。
漢字の当て字が極端
- 唯一神(ゆいか)※女性
- 心愛(ここあ)
- 希空(のあ)
- 本気(まじ)
- 母恵夢(ぽえむ)
- 詩(ぽえむ)
- 姫守(ひめもり)
- 月姫(つきひめ)
- 覇安威(はあい)
- 弥有二(みゅうつー)
- 歩木鈴(ぽこりん)
- 凛空(りんく)
漢字の読み方を無視して、音だけで当てはめた例です。
まとめ:キラキラネームはいじめられる可能性がある
キラキラネームといじめの関係、親が批判される理由、対処法について解説してきました。
この記事のポイントをまとめます。
名前は一生使うものだからこそ、真剣に向き合う必要があります。
もし今、キラキラネームで悩んでいるなら、一人で抱え込まず、信頼できる人に相談してみてくださいね。


