
毎朝、抱っこ紐で保育園まで送り迎え…
でも、周りのママはもう歩かせてる気がする
保育園の送り迎えで抱っこ紐を使っていると、他の子が歩いている姿を見て焦ってしまうことはありませんか?
特に2歳を過ぎると「もう卒業しなきゃ」と思いがちですが、実は抱っこ紐の卒業時期に”正解”はありません。
調査では1歳半〜2歳で卒業する人が最も多い(30%)ものの、これはあくまで「目安」であって「正解」ではないです。
送迎は毎日のことで、園までの距離・子どもの気分・天候など条件が違います。
平均と差が出るのは自然なことですよね。
この記事では、データで見る卒業時期・卒業を考えるサイン・先輩ママの体験談を紹介します。
あなたのペースで、無理なく卒業を進めていきましょう。
この記事を読むとわかること:
「2歳でまだ抱っこ紐使ってるのって、周りからどう思われてるんだろう…」と不安な方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
保育園送迎で抱っこ紐はいつまで使う?【調査データと年齢別の使用状況】

保育園に通うママたちは、抱っこ紐をいつ頃まで使っているのでしょうか?
育児用品メーカー・ナイスベビーが実施した「ママパパ200人調査」によると、抱っこ紐の卒業時期は以下のような結果になりました。

最も多いのは1歳半〜2歳(30%)で、過半数が2歳未満で卒業しています。
ただし、これはあくまで「目安」であって「正解」ではありません。
なぜなら、保育園の送迎は毎日のことで、以下のような条件が家庭ごとに違うからです。
- 園までの距離:徒歩5分と徒歩15分では全く違う
- 子どもの性格:歩くのが好きな子、抱っこが好きな子
- 天候:雨の日が多い地域、雪が降る地域
- ママの体調:腰痛がある、第二子妊娠中など
- 出勤時間:フルタイムで朝がギリギリ、時短で余裕がある
つまり、平均と差が出るのは自然なことですよね。
「1歳半〜2歳」という数字に縛られる必要はありませんよ。
あなたの状況に合わせて、無理のないペースで進めていきましょう。
年齢別の使用率:ゆるやかに減っていく
年齢別に見ると、抱っこ紐の使用率は以下のようにゆるやかに減っていきます。
- 0歳児:約95%が使用中
- 1歳児:約70%が使用中
- 2歳児:約30%が使用中
- 3歳以降:約10%が使用中
2歳で30%、3歳以降でも10%が使用中という数字を見ると、「2歳で使ってても全然おかしくない」「3歳でもまだ使ってる人がいる」ということがわかります。
特に保育園の送迎は、一般的な外出とは違い「毎日・時間制限あり・荷物が多い」という特殊な状況です。
家庭によって事情が違うのは当たり前なのです。
子どもの体重との関係
厚生労働省「乳幼児身体発育調査」によると、子どもの平均体重は以下の通りです。
- 1歳::約9kg
- 1歳半:約10.5kg
- 2歳:約12kg
- 3歳:約14kg
※出典:厚生労働省「乳幼児身体発育調査」
抱っこ紐の多くは「体重15kgまで」「36ヶ月まで」という仕様になっていますが、実際にはママの体への負担が大きくなるのは10kg(1歳半頃)を超えてからです。
腰痛や肩こりが出始めたら、それは体が「そろそろ卒業を考えて」とサインを出している状態。
無理をせず、次の章で紹介する「卒業を考えるサイン」をチェックしてみましょう。
もし、子どもが2歳をすぎて重くなってきても、適切な抱っこ紐を使うことで、ママの体への負担を軽減できます。
体重が重くなってきた子どもにおすすめ抱っこ紐を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
あなたはどのタイプ?抱っこ紐卒業で悩むパターン別ガイド

データを見て、「私は平均より遅い?早い?」と感じたかもしれません。
でも大切なのは、平均ではなく、あなたと子どもの状況です。
まずは、あなたがどのタイプに当てはまるか確認してみましょう。
タイプ1:周りの目が気になる派
こんな悩み
- 2歳過ぎても抱っこ紐…変に思われる?
- 園で歩いてる子が増えて焦る
- 他のママの目が気になる
あなたの状況
- 子どもはまだ抱っこが好き
- 時間に余裕はある
- でも周りの視線が気になる
今日からできる運用プラン
- 帰りだけ歩きにチャレンジ
朝は時間がないので抱っこ紐でOK。
帰りは時間に余裕があるなら、園から5分だけ歩いてみましょう。「疲れたら抱っこ」でOKです。 - 週2回だけ「歩きデー」を設定
月・水・金は抱っこ紐、火・木は歩き、というように曜日で分ける方法もあります。 - 1ヶ月後にまた見直す
焦らず、1ヶ月続けてみて「もう少し増やせそう」と思ったら歩きの回数を増やしましょう。
タイプ2:遅刻が怖い派
こんな悩み
- 歩かせると30分コースになる
- 途中で抱っこをせがまれる
- 始業時間に間に合わない
あなたの状況
- 園まで距離がある(徒歩10分以上)
- 子どもの気分で歩いたり立ち止まったり
- 出勤時間がギリギリ
今日からできる運用プラン
- 急ぐ日は抱っこ紐で固定
月曜の朝、会議がある日など「絶対に遅刻できない日」は抱っこ紐を使ってOK。
罪悪感を持つ必要はありません。 - 雨の日も抱っこ紐で固定
雨の日に歩かせると余計に時間がかかります。
天候が悪い日は迷わず抱っこ紐を使いましょう。 - 時間がある日だけ歩きにチャレンジ
週に1〜2回、午後休を取った日や、始業が遅い日だけ歩いてみる。
それだけで十分です。
タイプ3:体が限界派
こんな悩み
- 腰痛・肩こりで日常生活に支障
- 子どもの体重が12kg超え
- 抱っこ紐を着けるだけでつらい
あなたの状況
- ママの体が悲鳴を上げている
- 整骨院に通っている
- 仕事中も腰が痛い
今日からできる運用プラン
- 今すぐ卒業を決断
体の限界は無理をしてはいけないサインです。
今日から抱っこ紐は使わない、と決めましょう。 - 代替手段を検討
- ベビーカー(嫌がる場合はお気に入りのおもちゃを持たせる)
- 園バス・送迎サービス(自治体の制度を確認)
- パパや祖父母に朝だけ頼む
- 歩きの練習は「帰り」から
朝は時間がないので代替手段を使い、帰りだけ少しずつ歩く練習をする。
最初は5分だけでもOKです。
どのタイプでも共通して大切なこと
次の章では、「そろそろ卒業かな?」と考える具体的なサインを紹介しますね。
抱っこ紐を卒業するタイミング4つのサイン

「抱っこ紐はそろそろ卒業かな?」と思うタイミングは、ママによってさまざまです。
ここでは、多くのママが抱っこ紐の卒業を意識し始める4つのサインをご紹介しますね。
1. 体重が10kg超えて腰が痛くなった
こんな症状はありませんか?
子どもの体重が10kgを超えると、ママの体への負担は一気に大きくなります。
特に毎日の送迎で使っていると、慢性的な腰痛や肩こりにつながりますよ。
このサインが出たら
体の限界は無理をしてはいけないサインです。
ママの体が健康でないと、子育ても仕事も続けられませんよね。

でも、すぐに抱っこ紐をやめられるわけじゃないし‥。
こちらの記事では、腰痛で悩んでいるママに特化した抱っこ紐を紹介しています。
ぜひ、参考にしてくださいね。
2. 子どもが歩きたがるようになった
こんな様子はありませんか?
子ども自身が「歩きたい」と感じているなら、それは卒業の絶好のチャンス。
無理に抱っこ紐を使い続ける必要はありませんよ。
このサインが出たら
子どもの「やりたい」という気持ちは、成長の大きなステップ。
焦らず、子どものペースで進めていきましょう。
3. 園の先生から「歩かせましょう」と言われた
こんなことを言われましたか?
保育士は毎日子どもの様子を見ているプロですよね。
「歩きの練習を」と提案されたということは、子どもに十分な体力と意欲があるサインです。
このサインが出たら
保育士の提案は「今すぐ完全に歩きにしろ」という意味ではありません。
「そろそろ歩く力があるから、チャレンジしてみては?」という提案として受け取りましょう。
4. 朝の準備で抱っこ紐装着が面倒になった
こんなことを感じていませんか?
抱っこ紐は便利ですが、装着・取り外し・保管という手間がかかりますよね。
この手間が「面倒」と感じるようになったら、卒業を考えるタイミングかもしれません。
このサインが出たら
また、ヒップシートやグスケットのような、さっと抱っこできるタイプに切り替えるという選択肢もありますよ。
こちらの記事では、ヒップシートやセカンド抱っこ紐を紹介しています。
先輩ママの体験談:保育園送迎と抱っこ紐卒業のリアル

ここでは、実際に保育園の送迎で抱っこ紐を使っていた先輩ママたちの体験談を紹介します。
「自分と似た状況の人がいる」と感じたら、その人の方法を参考にしてみてくださいね。
パターン1:「周りの目が気になって…」でも続けた人
体験談①:2歳1ヶ月でもおんぶで使用中
「2歳1か月の娘にいまだに抱っこ紐使ってます。
さすがに前抱っこはキツく、主におんぶで昼寝の寝かしつけの時に使ってますが、おんぶでも起きてたら子どもが暴れて反っくり返りそうで危ないです。
そろそろ抱っこ紐も卒業していかないと、抱っこ紐ばかりに頼ってるとお互い辛いですよ」出典:Yahoo!知恵袋(2019年)
この方のポイント
体験談②:2歳8ヶ月でもヒップシートで通園
「2歳8ヶ月の娘のことです。
保育園までヒップシートの前向き抱っこで行ってます。
まだまだ抱っこ抱っこと甘えています。
ヒップシートを使う理由としては、
①ベビーカーの雨よけカバーを持っていないため、ベビーカーで行き帰りが雨だったら濡れる
②歩かせて途中で抱っこをせがまれると重い
③移動がラク。
朝はバタバタしているのでサッと行ってサッと出勤したい」
出典:Yahoo!知恵袋(2023年)
この方のポイント
パターン2:「併用で乗り切った」人
体験談③:ベビーカーメイン、雨の日だけ抱っこ紐
「退院してすぐから、幼稚園の送り迎えも買い物も家事もしてました。
移動はベビーカーが主でした。
雨の時だけ抱っこ紐です」
出典:ママリ(2024年)
この方のポイント
体験談④:車+抱っこ紐の併用
「退院して1週間後から行ってました!
車で保育園までいって駐車場から抱っこ紐です」
出典:ママリ(2024年)
この方のポイント
パターン3:「体が限界で卒業を決断」した人
体験談⑤:2歳直前で限界を感じた
「今年の10月で2歳になる娘がいます。
共働きで、送りは夫であり私が、お迎えは妻の担当で、分担をしています。
私は保育園から職場まで近いこともあり、今現在抱っこ紐で歩いて通勤しています。
しかし、抱っこ紐の仕様条件が2歳まで、もしくは12キロまでと、今のスタイルを維持するのが困難になってきました」
出典:Yahoo!知恵袋(2019年)
この方のポイント
体験談⑥:1歳4ヶ月・体重9kgで大変に
「1歳4ヶ月の子を毎日徒歩で保育園に送り迎えしています。
5分かからないくらいの距離です。
体重が9キロになり、抱っこして荷物持ってが大変になってきました」
出典:アメブロ(2024年)
この方のポイント
体験談から見えてくる3つの共通点
- 「完全卒業」ではなく「併用」が多い
雨の日だけ、朝だけ、という使い分けをしている人が多数 - 体重10kg前後が分岐点
9kg〜12kgあたりで「そろそろ限界」と感じる人が多い - 周りではなく「自分と子どもの状況」で判断
時間・距離・体調・子どもの性格など、家庭ごとの事情を優先
周りのペースではなく、あなたのペースで進めていきましょう。
保育園送迎で抱っこ紐を長く使うのはダメ?


2歳を過ぎてもまだ抱っこ紐を使っているけど、これっておかしいのかな?
そんな不安を感じているママも多いのではないでしょうか。
結論から言うと、抱っこ紐を長く使うことは全く問題ありません。
卒業時期は家庭によって違って当然ですし、焦る必要は全くないんです。
家庭によって条件が違う
保育園までの距離、子どもの体力、ママの体調、時間の余裕など、条件は家庭ごとに大きく異なります。
例えば、
- 保育園まで徒歩15分の家庭と、徒歩5分の家庭では負担が違う
- 上の子の幼稚園送迎もあるママは、時間に余裕がない
- ワンオペで朝の準備を1人でこなすママは、時間との戦い
- 妊娠中や産後で体調が優れないママもいる
このように、それぞれの事情があるのですから、「何歳で卒業すべき」という正解はありません。
子どもの成長のためには「歩く練習」も大切
ただし、抱っこ紐ばかりに頼っていると、子どもが歩く機会が減ってしまうことも事実です。
歩くことは、子どもの体力や運動能力を育てる大切な時間でもあります。
「時間に余裕がある日は歩かせる」「帰りだけ歩く練習をする」など、少しずつ歩く時間を増やしていくのがおすすめです。
完全に卒業できなくても、「朝だけ抱っこ紐、帰りは歩き」という使い分けをしているママもたくさんいますよ。
無理は禁物!ママの体を優先して
「早く卒業しなきゃ」と焦って無理をすると、ママの体を痛めてしまう可能性があります。
腰痛やぎっくり腰になってしまったら、送迎どころか日常生活にも支障が出てしまいますよね。
ママが元気でいることが、何より大切です。
体がつらい時は素手で抱っこせず、ヒップシートやセカンド抱っこ紐を活用するなど、体の負担を軽減する工夫をしていきましょう。
周りと比べなくていい
「周りのママはもう卒業してる」と焦る気持ちもわかりますが、それぞれの家庭に事情があります。
見えないところで、他のママたちも悩みながら子育てをしています。
大切なのは、お子さんとママが無理なく、笑顔で過ごせること。
周りと比べず、自分たちのペースで卒業を考えていきましょう。
まとめ:保育園の送り迎えに抱っこ紐は、家庭に合ったペースで卒業しよう

保育園の送り迎えでの抱っこ紐は、1歳半〜2歳頃に卒業する人が最も多いという調査結果が出ています。
ただし、これはあくまで平均であり、卒業時期は家庭によってバラバラです。
抱っこ紐を卒業するタイミング4つのサイン
- 体重が10kg超えて腰が痛くなった
- 子どもが歩きたがるようになった
- 園の先生から「歩かせましょう」と言われた
- 朝の準備で抱っこ紐装着が面倒になった
これらのサインが1つでも当てはまったら、卒業を考え始めてもいい時期です。
ただし、無理に卒業する必要は全くありません。
保育園までの距離、子どもの体力、ママの体調、時間の余裕など、条件は家庭ごとに違いますよね。
「時間に余裕がある日は歩かせる、急ぐ日は抱っこ紐」という使い分けも、立派な選択肢です。
体がつらい時、時間がない時は、無理せず抱っこ紐やヒップシートを活用してくださいね。
周りのママと比べる必要はありません。
お子さんとママのペースで、焦らず卒業時期を考えていきましょう。
こちらの記事では、重くなってきた2歳児にぴったりのヒップシートやセカンド抱っこ紐を紹介しています。




