バースプランを書こうと思ったけれど、「何を書けばいいの?」「思いつかない…」と悩んでいませんか?
初めての出産だと、何が起こるかイメージできないですし、「完璧に書かなきゃ」とプレッシャーを感じてしまいますよね。
でも安心してください。バースプランは、難しく考える必要はありません。
この記事では、7つの質問に答えるだけで簡単に書ける方法をご紹介します。
さらに、実際に書いた先輩ママたちの「書いてよかった!」というリアルな体験談もお届けします。
「こんな風に書けばいいんだ」というヒントがきっと見つかるはずですよ。
バースプランを書くことで、あなたらしい出産に一歩近づけます。
一緒に考えていきましょう。
妊娠中は悩みが尽きないですよね。
妊娠中の悩みをまとめてますので、参考にしてください。
バースプランは答えるだけでOK!思いつかない時の7つの質問
バースプランが思いつかない時は、これからご紹介する7つの質問に答えていくだけで大丈夫です。
質問に答えていくうちに、自然と「こうしたいな」という気持ちが見えてきますよ。
全部に答える必要はありません。ピンとくるものだけ選んで書いてみてくださいね。
質問1. 陣痛中、どんな声かけをしてほしい?
陣痛中は痛みや不安で心が折れそうになることもあります。
そんな時、助産師さんや看護師さんにどんな風に声をかけてほしいですか?
書ける内容の例
- 「優しくアドバイスしてほしい」
- 「たくさん褒めてほしい」
- 「冷静に指示を出してほしい」
- 「あまり話しかけないでそっと見守ってほしい」
また、自分の性格についても伝えておくと、より適切なサポートをしてもらえます。
性格を伝える例
- 「痛がりで怖がりです」
- 「心が折れやすいので優しく対応してほしい」
- 「痛さが顔に出ないタイプなので、こまめに声をかけてほしい」
実際に「痛みに弱い」と書いた先輩ママは、「凄く褒めてくれたし優しかった」と喜んでいました。
あなた自身のことを正直に書いておくことで、助産師さんもあなたに合った声かけをしてくれますよ。
質問2. 痛みへの対応はどうしたい?
陣痛の痛みにどう対応したいか、あらかじめ考えておくと安心です。
書ける内容の例
- 「無痛分娩を希望」
- 「できるだけ自然分娩で頑張りたい」
- 「呼吸法(いきみ逃し)を一緒にやってほしい」
- 「腰をマッサージしてほしい」
- 「進行状況を細かく教えてほしい」
- 「今どのくらい進んでいるか、終わりの目安を教えてほしい」
特に「進行状況を教えてほしい」というのは、先輩ママたちからも人気の項目です。
「これいつまで続くんだろう…」という不安が、「あと少しで生まれるよ」という声かけで和らぐこともあります。
質問3. 出産の瞬間、どんなことを大切にしたい?
赤ちゃんが生まれる瞬間は、一生に一度の特別な時間ですよね。
どんなことを大切にしたいですか?
書ける内容の例
- 「赤ちゃんの第一声を録音したい」
- 「出産の瞬間を写真や動画で残したい(誰が撮るかも明記)」
- 「胎盤を見たい・触りたい」
- 「胎盤の写真を撮りたい」
- 「胎盤の重さを知りたい」
胎盤は普段なかなか見る機会がないものですし、写真に残しておくことで、お子さんが大きくなった時に「こんなに大きな胎盤で守られていたんだよ」と伝えることもできます。
遠慮せずに、やってみたいことを書いておきましょう。
質問4. 産後すぐ、赤ちゃんとどう過ごしたい?
赤ちゃんが生まれた直後、どんな風に過ごしたいかも大切なポイントです。
書ける内容の例
- 「カンガルーケアをしたい」
- 「産後すぐに抱っこしたい」
- 「初回授乳をすぐにしたい」
- 「へその緒を自分が切りたい」
- 「へその緒を夫に切ってもらいたい」
へその緒を切るのは、通常は医師や助産師さんが行いますが、希望すればママやパパがカットできる病院も増えています。
産後すぐの貴重な時間を、どう過ごしたいか考えてみてくださいね。
質問5. パパ(家族)にどんな風に関わってほしい?
出産は、ママだけでなく家族にとっても大切なイベントです。
パパや家族にどんな風に関わってほしいですか?
書ける内容の例
- 「立ち会い出産をしてほしい」
- 「オンライン(テレビ電話)で立ち会ってほしい」
- 「手を握って励ましてほしい」
- 「ビデオ撮影をお願いしたい」
- 「へその緒を切ってほしい」
- 「立ち会いはしないで、産後すぐに会いに来てほしい」
また、コロナ禍や遠方で立ち会えない場合も、「オンラインで繋げてよかった」という声もあります。
パパとも事前に話し合って、どんな関わり方がいいか一緒に考えてみましょう。
質問6. 医療処置について希望はある?
医療処置についても、希望があれば伝えておくことができます。
書ける内容の例
- 「会陰切開は早めにしてほしい」
- 「会陰切開はできるだけ避けたい」
- 「点滴や導尿は、事前に説明してからしてほしい」
- 「麻酔が効いてからカテーテルを入れてほしい」
- 「帝王切開の場合は、たくさん話しかけてほしい」
医療的な処置は緊急時には医師の判断が優先されますが、希望を伝えておくことで、できる範囲で配慮してもらえることもあります。
不安なことがあれば、遠慮せずに書いておきましょう。
質問7. 産後の入院生活で大切にしたいことは?
出産後の入院生活についても、希望を伝えておくことができます。
書ける内容の例
- 「母子同室で過ごしたい」
- 「最初は別室で、体力が回復してから同室にしたい」
- 「義家族の面会は控えたい」
- 「面会は夫と実母だけにしてほしい」
- 「完全母乳で頑張りたい」
- 「ミルクも使いながら無理せず授乳したい」
産後は体も心も疲れている時期ですよね。
無理をせず、自分が心地よく過ごせる環境を整えることも大切ですよ。
バースプランを実際に書いてよかった!先輩ママの体験談
ここからは、実際にバースプランを書いた先輩ママたちの「書いてよかった!」という声をご紹介します。
「何を書いたのか」→「それでどう良かったのか」が具体的にわかるので、あなたがバースプランを書く時の参考にしてみてくださいね。
「痛みに弱い性格です」と書いた→すごく褒めてもらえて心強かった
何を書いたか
「痛みに弱くて陣痛時のメンタル面が心配なので、私に優しくアドバイスしてください」
どう良かったか
「凄く褒めてくれたし優しかった。書いておいてよかった!」
自分の性格を正直に伝えておくことで、助産師さんが優しく対応してくれたそうです。
痛みに弱いことや不安が強いことは、恥ずかしいことではありません。
むしろ伝えておくことで、あなたに合ったサポートをしてもらえるんですね。
「胎盤の写真を撮りたい」と書いた→助産師さんに褒められて嬉しかった
何を書いたか
「胎盤の写真を撮りたい・胎盤の重さを知りたい」
どう良かったか
「無事写真に残すことができました。
重さも700gほどで『とてもキレイな胎盤!これは赤ちゃん、随分と楽やったんちゃうかなぁ』と助産師さんに言ってもらえたので嬉しかったです。
一生に一度の瞬間を記録できました。」
胎盤を見たり触ったりする機会は、人生でそう何度もありません。
バースプランに書いておくことで、忙しい出産の現場でも、助産師さんが配慮してくれます。
お子さんが大きくなった時に、写真を見せながら「あなたはこんなに大きな胎盤に守られていたんだよ」と伝えられるのも素敵ですよね。
「へその緒を夫(または自分)が切りたい」と書いた→一生の思い出になった
何を書いたか
「へその緒を夫がカットする」または「自分でカットしたい」
どう良かったか
「上の子は立ち会い出産をした夫が、下の子は私一人での出産でしたので私が行いました!
家族で出産の瞬間を共有できて、忘れられない思い出になりました。」
へその緒を切るのは、通常は医療スタッフが行いますが、希望を伝えておけば、ママやパパが切ることができる病院も増えています。
「自分たちの手で」という実感が、より深い感動を生むんですね。
「カンガルーケアをしたい」と書いた→言葉にできない喜びを感じられた
何を書いたか
「出産直後にカンガルーケアをしたい」
どう良かったか
「やっとの思いで生まれてきた我が子とその瞬間に触れあえることは、なんとも表現しがたい喜び・感動といった感情がわいてきました。
本当におすすめです。」
産後すぐに赤ちゃんを抱っこするカンガルーケアは、ママにとっても赤ちゃんにとっても特別な時間です。
バースプランに書いておくことで、医療スタッフもそのタイミングを優先してくれます。
「進行状況を細かく教えてほしい」と書いた→不安が和らいだ
何を書いたか
「進行状況を細かく教えてほしい・助産師さんに精神的にフォローしてほしい」
どう良かったか
「1人目の時、子宮口がある程度開くまで放置状態でさみしかったのと、これいつまで続くんだ😂って時辛かった。
でも2人目では書いたおかげで、助産師さんがこまめに声をかけてくれて、終わりが見えて心強かったです。」
初めての出産で感じた不安や孤独感を、2人目では解消できたという体験談です。
「あと少し」「順調に進んでいるよ」という言葉があるだけで、気持ちが全然違いますよね。
1人目の経験を活かして、バースプランを書き直すのも素晴らしいことです。
「夫の立ち会い出産」と書いた→夫婦の絆が深まった
何を書いたか
「夫の立ち会い出産・手を握ってほしい・ビデオ撮影もお願いしたい」
どう良かったか
「念願の夫の立ち会い出産を実現できたことで、『一緒に赤ちゃんを生み出せたんだ』という感覚が持て、その幸福感は今でも忘れられません。
夫も出産に参加している実感が持てたようです。」
1人目では間に合わなかった立ち会い出産を、2人目で実現した助産師さんの体験談です。
夫婦で事前にしっかり話し合い、準備したことで、念願が叶いました。
立ち会い出産は、パパにとっても「自分も親になったんだ」という自覚を深める大切な時間になりますね。
出典: たまひよ – 助産師の私が、自身の「バースプラン」を大切にしたワケ
「オンラインで立ち会いしたい」と書いた→遠くの夫も参加できた
何を書いたか
「テレビ電話で立ち会いしたい」
どう良かったか
「県外にいる主人は立ち会うことができなかったのでテレビ電話を繋げたのはよかった。
コロナ禍や遠方でも、夫に見守ってもらえて安心できました。」
コロナ禍で面会制限があったり、仕事の都合で遠方にいたりする場合でも、オンラインという選択肢があります。
事前に病院に相談して、バースプランに書いておくことで、スムーズに対応してもらえます。
バースプランを書く時の3つのコツ
先輩ママたちの体験談を見て、「私もバースプランを書いてみよう」と思えてきたのではないでしょうか。
ここからは、バースプランを書く時に押さえておきたい3つのコツをご紹介します。
コツ1. 完璧を目指さなくてOK!途中で変更してもいい
バースプランは、一度書いたら絶対に守らなければいけないものではありません。
出産は予測できないことも多いですし、陣痛が始まってから「やっぱりこうしたい」と気持ちが変わることもありますよね。
「無痛分娩を希望していたけれど、自然分娩で頑張れそう」と思ったら変更してもいいですし、「立ち会いを希望していたけれど、やっぱり一人で頑張りたい」と思ったら、それも伝えて大丈夫です。
緊急時には医療スタッフの判断が優先されることもありますが、それも赤ちゃんとママの安全を守るためです。
バースプランは「こうしたいな」という希望を伝えるためのものであって、完璧に実行しなければいけないものではありません。
気楽に考えて、まずは書いてみることが大切ですよ。
コツ2. 「こうしたい」だけじゃなく「これは嫌」「苦手」も書く
バースプランというと、「こうしたい」という希望を書くイメージがありますよね。
でも実は、「これは嫌」「これが苦手」ということも書いておくと、とても役に立ちます。
例えば、
- 「血を見るのが苦手なので、夫は頭側にいてほしい」
- 「義家族の面会は遠慮したい」
- 「会陰切開が怖いので、事前に説明してほしい」
- 「前回の帝王切開がとても痛かったので、痛みを気遣ってほしい」
このように、苦手なことや不安なことを伝えておくと、医療スタッフも配慮してくれます。
「わがままかな」と思わずに、正直に書いておくことで、より安心してお産に臨めますよ。
コツ3. パパや家族と一緒に考える時間を作る
バースプランは、ママ一人で考えるのではなく、パパや家族と一緒に話し合いながら作るのがおすすめです。
「立ち会い出産、どう思う?」 「へその緒を切ってみたい?」 「陣痛中、どんな風にサポートしてほしい?」
こんな風に話し合うことで、パパも出産に対して具体的なイメージを持つことができます。
実際に、「バースプランを夫婦で話し合ったことで、夫が出産に前向きになった」という声も多く聞かれます。
また、上のお子さんがいる場合は、上の子の預け先や連絡方法、夫の役割分担なども一緒に考えておくと、いざという時に慌てずに済みますよ。
出産は夫婦で迎える大切なイベントです。
バースプランを作る時間も、家族の絆を深める貴重な機会にしてくださいね。
バースプランが思いつかない時のQ&A
バースプランを書く時に、よく出てくる疑問や不安にお答えします。
Q1. バースプランは必ず書かないとダメ?
A. 義務ではありませんが、書くことで得られるメリットは大きいです。
バースプランは必ず書かなければいけないものではありません。
病院によっては提出が求められることもありますが、基本的には任意です。
ただ、書くことで自分の気持ちや希望を整理できますし、医療スタッフとの意思疎通もスムーズになります。
「こうしたい」という希望がまだ明確じゃなくても、7つの質問に答えていくうちに、自然と自分の気持ちが見えてくることもあります。
また、助産師さんの体験談にもあったように、「妊娠・出産という貴重な時期をどのように過ごしていきたいか考えることは、主体的に自分らしいお産をすることへとつながる」という効果もあります。
書くこと自体が、出産への前向きな気持ちを育ててくれるんですね。
Q2. 希望が叶わなかったらどうする?
A. 予期せぬことは起こるものです。でも、考えたこと自体に意味があります。
出産は思い通りにいかないこともあります。
緊急帝王切開になったり、立ち会いが間に合わなかったり、希望していたことが叶わない場合もあるでしょう。
でも、バースプランを書いて「自分で考えて決めた」という経験は、決して無駄にはなりません。
「こうしたかったのにできなかった」と後悔するよりも、「こうしたいと思って準備したけれど、結果的に違う形になった」と受け止められる方が、気持ちの整理もつきやすいのではないでしょうか。
また、助産師さんの体験談にもあったように、「その経験により得られた力は、その後の育児の自信につながる」という側面もあります。
出産も育児も、思い通りにいかないことの連続です。
でも、自分で考えて決めるという経験を積み重ねていくことが、ママとしての自信を育ててくれるんですね。
Q3. バースプランはいつまでに書けばいい?
A. 妊娠後期(7〜8ヶ月頃)までに書くのがおすすめです。
病院によって提出時期は異なりますが、多くの場合は妊娠後期の健診時に提出を求められます。
ただ、ギリギリになって慌てて書くよりも、妊娠中期(5〜6ヶ月頃)から少しずつ考え始めると、パパや家族とゆっくり話し合う時間も取れますよ。
また、バースプランを書くために、出産について調べたり、先輩ママの体験談を読んだりすることも、出産への心の準備になります。
早めに取りかかって、じっくり考える時間を作ってみてくださいね。
Q4. バースプランを書いたことを、誰に伝えればいい?
A. 担当の助産師さんや医師に提出し、パパとも共有しましょう。
バースプランは、まず病院に提出します。
提出方法は病院によって異なりますので、健診の時に確認してみてください。
また、パパや立ち会いを予定している家族とも、内容を共有しておくことが大切です。
「こういう希望を書いたから、その時はこうしてね」と事前に話し合っておくことで、出産当日もスムーズに動けます。
バースプランは、医療スタッフとあなた、そして家族をつなぐコミュニケーションツールなんですね。
まとめ
バースプランが思いつかない時は、この記事でご紹介した7つの質問に答えるだけで、簡単に作ることができます。
- 陣痛中、どんな声かけをしてほしい?
- 痛みへの対応はどうしたい?
- 出産の瞬間、どんなことを大切にしたい?
- 産後すぐ、赤ちゃんとどう過ごしたい?
- パパ(家族)にどんな風に関わってほしい?
- 医療処置について希望はある?
- 産後の入院生活で大切にしたいことは?
この7つの質問に答えていくだけで、あなたのバースプランは完成します。
完璧に書かなくても大丈夫。途中で変更してもいいんです。
大切なのは、「こうしたいな」という気持ちを言葉にして、医療スタッフや家族と共有しておくことです。
また、「こうしたい」だけでなく、「これは嫌」「苦手」ということも正直に書いておくことで、より安心してお産に臨めます。
そして、バースプランはママ一人で考えるのではなく、パパや家族と一緒に話し合いながら作ってみてください。
その時間も、家族の絆を深める大切な機会になるはずですよ。
バースプランを書くことで、あなたらしい出産に一歩近づけます。
妊娠中は悩みが尽きないですよね。
妊娠中の悩みをまとめてますので、参考にしてください。


